“のん”にSMAP、水嶋ヒロ…事務所を独立した芸能人の意外な苦労

コラム

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昨年、能年玲奈から改名した女優“のん”が、2017年8月3日に自主レーベルKAIWA(RE)CORD(カイワ・レコード)を立ち上げ、音楽活動を本格的に始めることを発表し、大きな注目を集めた。

のんといえば、昨年、前所属事務所のレプロエンタテイメントから独立し、無断で個人事務所を設立したことで、トラブルに発展したことが報じられたが、芸能人の独立は「逆風」になる可能性もあり、順風満帆とはいかないこともあるようだ。

爆笑問題は、実は「干された」経験がある?

例えば、現在は大活躍しているお笑いコンビ・爆笑問題。日大芸術学部で知り合った太田光と田中裕二。2人はコント大会で大手事務所にスカウトされたことをきっかけにデビューしたが、90年代に2人をスカウトした当事者であり、当時のマネージャーである人物とともに所属事務所から独立。しかし、それをよく思わなかった前事務所との関係もあってのことか、所謂「干された」状態になってしまった。

仕事がなくなっている間は、3年ほどコンビニバイトなどで過ごした時期もあったという2人だが、そんな日々にも田中は、「俺は毎日草野球ができて、楽しくて仕方ないんだよ」とポジティブに語っていたのだとか。こうした明るさが今の地位を築く礎になっているのかもしれない。

事務所からの独立は苦労がつきもの?

近年の独立騒動だと、SMAPの解散が思い出される。木村拓哉以外のメンバーが他の事務所へと移籍すると報じられたのがきっかけとなり、日本中を騒がせる事態に。あの有名な「謝罪会見」後、一度は事態が収束したかのように見えたものの、結果、グループは解散してしまった。1人ならまだしも、グループとなると独立はますます難しい問題になってくるのかもしれない。

また、歌手・絢香と俳優・水嶋ヒロの2人は、2010年に当時の所属事務所との契約を解除し、夫婦で所属事務所となるA stAtionを設立したことで知られている。絢香はこれまで7度に渡って「NHK紅白歌合戦」(NHK)に出場を果たすなど、歌手として息の長い活動を続けている。その一方で、水嶋ヒロは、2014年の映画『黒執事』や、2016年のテレビドラマ「GIRLS/ガールズ」などへの出演はあったものの、その名前を長く聞かなかった……という人も多いのではないだろうか。水嶋ヒロは、2016年にA stAtionから独立し、株式会社3rd i connectionsを設立する道を歩んでいるが、かつてのような俳優としての活躍ぶりを心待ちにしている人もいるだろう。

他にも、安室奈美恵や沢尻エリカといった人気女性歌手・役者も、事務所から独立して個人事務所を設立した経緯がある。両者ともに一時はあまり活動の様子が見えてこない時期があったものの、今ではともにコンサートやテレビで活躍していることはご存じのとおり。

早くもフェスでアーティスト性を見せた“のん”

芸能人が所属事務所から独立し、活動していくことはリスクを伴うものだが、のんは果たしてどんな音楽活動を見せていくのだろうか。もともと忌野清志郎らの音楽が好きだと公言していた、のん。去る8月6日には、音楽フェス「WORLD HAPPINESS 2017」に出演し、自身が声優を務めた映画『この世界の片隅に』のオープニング曲を歌い、その歌声を披露してみせた。また、同フェスの主催者である、高橋幸宏らのライブでは、赤いテレキャスターのギターを持って登場し、サディスティック・ミカ・バンドの1974年発表の人気曲「タイムマシンにおねがい」を歌い、ギタープレイも聴かせるなど、ファンを驚かせるアーティストっぷりを見せたようだ。

これまでは、その演技やキャラクターで、お茶の間を中心に観る者を楽しませてくれた、のん。アーティスト活動が活発になってきた今、これからの活躍ぶりにも注目だ。

(文/ゆきかたとも)

記事制作 : エクスライト

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