スカート切られて、セーラー服脱がされて…秋元康作詞の”炎上”ソングが物議を醸す!

コラム

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7月19日発売のファーストアルバム『真っ白なものは汚したくなる』が発売初週で27.9万枚を売り上げ、グループの勢いを見せつけた欅坂46。アイドルファンからは「捨て曲なしの名盤」と高い評価を得ているが、その一方で本アルバム収録の楽曲「月曜日の朝、スカートを切られた」の歌詞が物議を醸しているようだ。同曲の「月曜日の朝、スカートを切られた 通学電車の誰かにやられたんだろう」という歌詞が、「不謹慎である」といった意見が多く挙がり、ネットを中心に話題となったのだ。

自身のプロデュースするアイドルグループに提供した歌詞がたびたび炎上

作詞を担当したのは言わずと知れた秋元康。つい最近も欅坂46と同じ秋元プロデュースで、自身が作詞を担当したHKT48の楽曲「アインシュタインよりディアナ・アグロン」の歌詞が、「女性蔑視」だとしてネット上で“炎上”したようだ。その歌詞は「難しいことは何も考えない 頭からっぽでいい」「女の子は可愛くなきゃね 学生時代はおバカでいい」と、知性よりもルックスを重視する女の子の気持ちを軽妙につづっており、批判があるのもうなずけるような内容となっている。

2007年にリリースしたAKB48初期のシングル曲「制服が邪魔をする」も、「制服を脱ぎ捨てて もっと不埒な遊びをしたいの」「誰か見てても関係ないわよ キスしなさい」と背伸びする女子高生の気持ちをつづったアイドルグループらしからぬ大胆な歌詞が、ファンの間で語り草となっている。

過激すぎる内容が社会現象にもなったおニャン子クラブの楽曲

秋元プロデュースのアイドルグループが歌詞の過激さで世間を騒がせたのは、AKB48結成以降に始まったことではない。さかのぼること32年前の1985年、大人数アイドルグループの先駆けとして若者から絶大な支持を集めたおニャン子クラブのデビュー曲「セーラー服を脱がさないで」は、「友達より早く エッチをしたいけど」「デートに誘われて バージンじゃつまらない」など、性的な表現をストレートにつづって大ヒットを記録。社会現象にもなった。「恋愛禁止」という前提がある今のアイドルシーンでは考えられない歌詞だろう。

他にもおニャン子クラブには、テストで赤点を取らないために妻のいる教師を誘惑する女子学生を描いた「およしになってねTEACHER」や、女子高生がストレス解消のために無実のお坊っちゃまを痴漢に仕立て上げる「おっとCHIKAN!」など、今ならコンプライアンスの問題で放送できないであろう楽曲もある。

これまで5,000曲以上の作詞を手掛け、数多くのヒット曲を生んできた秋元だけに、どういう歌詞を書けば炎上するか、ある程度は熟知しているはずだ。30年以上に渡って、自身のプロデュースするアイドルグループに、時代に合わせた過激な歌詞を歌わせているのも確信犯だからこそだろう。世間の目を気にして守りに入るのではなく、時に攻撃的な歌詞を世に問うからこそ、秋元は長きに渡ってヒットメーカーとして走り続けているのかもしれない。

(文/小澤裕)

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記事制作 : dmenu映画