『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦』/9月2日より全国35館にてイベント上映(4週間限定)/(c)創通・サンライズ/ 配給:松竹

今さら聞けない「アムロ」や「シャア」とは?…5分でわかる宇宙世紀ガンダムの歴史

コラム

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『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦』が、9月2日(土)より公開されています。本作は「機動戦士ガンダム」の舞台である「一年戦争」の初期に起きた「ルウム戦役」を描いたもの。この「ルウム戦役」は、「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイのライバルとして人気を集めるシャア・アズナブルが、“赤い彗星”とよばれる原因となった戦いなのです。しかし「ガンダムってよくわかんないんだよね」という方も多いようです。

そこで今回は数あるガンダムの作品の中でも、「機動戦士ガンダム」と同じく「宇宙世紀(U.C.)」を舞台とした作品にフォーカス。そのエピソードを時系列に沿って紹介していきたいと思います。

宇宙世紀とはガンダムの世界における年号で、これを舞台とした作品は、「機動戦士ガンダム」と歴史的なつながりがあるということ。これらの作品を通して知ることで、まずは基本となるガンダムの世界観を知ることができるでしょう。名前だけは知っているという人も多い、「シャア」や「アムロ」もたびたび登場していますよ!

U.C.0079/一年戦争…テレビ「機動戦士ガンダム」(1979年)

人類が宇宙へと移民し、スペースコロニー(宇宙に浮かぶ巨大な円筒形の人工都市)に住む時代。7つあるコロニー群のうちの一つ、サイド3が「ジオン公国」を名乗り、地球連邦に対して独立戦争を仕掛けます。ジオンは巨大な人間型機動兵器「モビルスーツ」を戦線に投入し、戦況を有利に進めますが、連邦も負けじとモビルスーツを開発。偶然、その新型モビルスーツ「ガンダム」に乗り込んだ少年アムロ・レイは、戦争に巻き込まれていくのでした。

そして戦いの中、徐々に成長するアムロは“ニュータイプ”(簡単にいうと、異常なほどカンの鋭い人間)へと覚醒することになります。そして連邦とジオンの最終決戦で、アムロは宿敵・シャアと激突するのでした。

“ファーストガンダム”とよばれるこの作品。メカや戦争のリアルさが革新的だといわれますが、基本的には少年の成長を核に据えた王道のビルドゥングス・ロマン(成長物語)です。初見の方は、ぜひそこにも注目してもらいたいですね。

U.C.0083/デラーズ紛争…OVA「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」(1991年)

ジオン軍の残党「デラーズ・フリート」のアナベル・ガトーによって、核を積んだ新型ガンダムの試作2号機が奪われてしまいます。連邦軍のパイロット、コウ・ウラキはガンダム試作1号機に乗って、それを追撃。しかし、デラーズ・フリートの真の目的は、地球にコロニーを落とすことでした。ガンダム試作3号機を駆って、それを阻止しようとするコウ。そしてガトーとの最終決戦が始まります。

本作は「ガンダム」と「Zガンダム」のあいだの歴史を埋める作品としてOVA化され、「Z」の敵役「ティターンズ」が結成される原因となった紛争が描かれています。それだけに、宇宙世紀の歴史をたどるうえでは、見逃せないタイトルです。

U.C.0087/グリプス戦役…テレビ「機動戦士Z(ゼータ)ガンダム」(1985年)

一年戦争の終結から7年後。地球連邦軍は地球によるコロニー支配を目論む派閥「ティターンズ」に牛耳られていました。そして、反ティターンズ組織「エウーゴ」と、ティターンズとの新型ガンダムを巡る争いに巻き込まれたのが、民間人の少年、カミーユ・ビダンです。

彼はエウーゴのパイロットとして宇宙戦艦アーガマに乗り、「ガンダムMk-II」、「Z(ゼータ)ガンダム」で戦うことに。しかし第三勢力となるジオンの残党「アクシズ」が戦いに介入し、戦況は混迷を極めていくのでした。

「機動戦士ガンダム」の直接的な続編で、アムロやシャアも登場するこの作品。しかし、ストーリーはどんどん暗く重くなっていき、最終決戦後に主人公のカミーユは廃人と化してしまいます。ある意味、伝説の最終回でした。

U.C.0088/第一次ネオ・ジオン抗争…テレビ「機動戦士ガンダムZZ(ダブルゼータ)」(1986年)

Zガンダムの最終回から、そのまま続いて始まるのが「ZZ」です。ティターンズ壊滅後、アクシズは「ネオ・ジオン」を名乗り、地球連邦に戦争を仕掛けました。そんな中、アーガマはコロニー「シャングリラ」に立ち寄ります。

そこに住むジャンク屋の少年ジュドー・アーシタと仲間たちは、Zガンダムを盗もうと画策……したのですが、なぜかジュドーは成り行きでZガンダムのパイロットに。さらに最新鋭機「ZZ(ダブルゼータ)ガンダム」に乗り換え、ジュドーは激闘を繰り広げるのでした。

最終回で彼はネオ・ジオンを操るハマーン・カーンを倒し、意気揚々と木星へと旅立っていきます。「機動戦士Zガンダム」の終わり方が重かっただけに、気分スッキリと観られた最終回でした。よべば現れるZガンダムや、応急処置のZザクなど、思わずクスッとしてしまうエピソードもある、楽しい作品です。

記事制作 : H14