もうグロいだけじゃない!初心者も楽しめるゾンビ映画のススメ

コラム

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Step 2:意外とイケた!と思ったらレベルアップ

『ショーン・オブ・ザ・デッド』  グロい度:50%

クリケット道具に傘、ゾンビ退治アイテムもイギリス仕様だとこうなる? - Rogue Pictures / Photofest / ゲッティイメージズ

前述したゾンビ映画なら余裕! というアナタは次のステップへ進みましょう。『ベイビー・ドライバー』がヒット中のエドガー・ライト監督、今やハリウッドスターの仲間入りを果たしたサイモン・ペッグ、そして相棒のニック・フロストの人気トリオの出世作『ショーン・オブ・ザ・デッド』。ロンドンに住むショーンは親友のエドと冴えない毎日を送っていたが、恋人のリズに三下り半をつきつけられ一念発起しようとした矢先、街に突如ゾンビがあふれ出し……。

大人になりきれないダメ男たちがゾンビの登場によりサバイバルを繰り広げるコメディーである本作は、それまでの怖くて気持ち悪いものというゾンビのイメージを変えた異端的存在の一つ。ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』をベースにしたパロディー映画だけに、ブリティッシュユーモアあふれる中にも要所要所に残酷なシーンを忘れていないので、ちょっぴり要注意。特に開始から1時間20分後のシーンはゾンビ映画度MAXなので自信のない方は目をつむっておくことをおススメします!

『ゾンビランド』  グロい度:60%

ドアの向こうってゾンビ、いるよね~ - Photofest/Columbia Pictures/ゲッティイメージズ

オスカー女優エマ・ストーンをはじめ、ウディ・ハレルソンにジェシー・アイゼンバーグ、アビゲイル・ブレスリン、そしてビル・マーレイとアカデミー賞ノミネート経験を持つ豪華実力派ハリウッドスターが集結し、全米で大ヒットした痛快ゾンビコメディーがこの『ゾンビランド』。ほとんどの人間がゾンビ化し“ゾンビランド”と化したアメリカ。引きこもりの冴えない大学生コロンバスは同じく生き残りのタフガイ、タラハシー、美人詐欺師姉妹のウィチタとリトルロックと出会い、助け合いながらゾンビのいない地を求めて旅をすることになるが……。

すでにゾンビランドと化しているだけにいきなりゾンビ世界真っ只中ではじまる本作。R15+指定がついていることもあり、冒頭30分のゾンビとの闘いは容赦ないですが、主人公が出会っていく人々との交流によりロードムービーや青春ラブストーリーの要素も加わり、ゾンビの存在を忘れそうに。とはいえ、ラスト15分はきちんとゾンビ映画に戻ってくるので心の準備をして臨みましょう! 本人役のビル・マーレイとの絡みは爆笑必至。

『28日後…』  グロい度:45%

火だるまゾンビに追いかけられるの図 - Fox Searchlight Pictures / Photofest / ゲッティイメージズ

ゾンビパニックを逃れた青年のサバイバルを通じ、若者の葛藤を浮かび上がらせたリアルな青春ドラマとして、こちらもキモいゾンビのイメージを変えた異端的存在の一つ『28日後…』。とある実験室から放たれた危険ウイルスによって壊滅したロンドン。交通事故による意識不明の状況から目を覚ましたジムは、閑散とした街、突如として襲い掛かる凶暴化した感染者に困惑するが……。

『トレインスポッティング』のダニー・ボイルが監督、今やクリストファー・ノーラン監督作品の常連となったキリアン・マーフィが無名での大抜擢を受けて主演を務めた本作。全体に敷き詰められたイギリスらしい薄暗い空気感はいわゆるゾンビ映画とは一線を画し、サスペンススリラー的要素が前面に出た、ボイル監督らしいテンポ良くキレ味のある展開が魅力。ゾンビ映画らしいグロさはあまりありませんが、ラスト20分のバトルはかなり壮絶なので心の準備はぬかりなく。ゾンビ映画でもダニー・ボイル節健在のラストにもニヤリ。

Step 3:容赦ないゾンビ映画の世界にトライ!

『ゾンビ』  グロい度:75%

ショッピングモールにゾンビがうーようよ - United Film Distribution Company / Photofest / ゲッティイメージズ

食わず嫌いを克服できそうなら、思い切ってド直球にチャレンジ! ゾンビ映画といえばこの方、巨匠ジョージ・A・ロメロ監督作品から『ゾンビ』はいかがでしょうか。現代に至るすべてのゾンビ映画の基となったロメロ監督のゾンビ映画『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生』に次いで製作され、前述した『ショーン・オブ・ザ・デッド』というパロディー作品が生まれたほか、リメイクもされるなど絶大な人気を誇るオリジナル作品です。ゾンビが増え続ける中、都市からの脱出を試みるSWAT隊員と友人カップル。ようやくたどり着いた郊外の巨大なショッピングセンターで束の間の平和を得るも、新たに強盗団らが乱入してきて……。

1978年の作品とあってメイクや血のりがハロウィン的で、人間が走ってしまえば逃げ切れるくらいゆっくりとした動きのゾンビに新鮮味すら感じられますが、もちろん残酷な描写は容赦ありませんのでご注意を。特にラスト20分は、これぞゾンビ映画のだいご味といわんばかりです。

『ドーン・オブ・ザ・デッド』  グロい度:80%

車の周りにもやっぱりゾンビがうーようよ - Universal Pictures / Photofest / ゲッティイメージズ

その『ゾンビ』をベースに現代風にリメイクしたのがこちら『ドーン・オブ・ザ・デッド』。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』などの監督ザック・スナイダーがその名を映画界に知らしめた記念すべき長編デビュー作。看護師のアナは仕事を終え帰宅した翌朝、凶暴化した人間が次々に生きている人間を襲う光景を目の当たりにする。なんとか逃げ延びた彼女はわずかな生き残りたちと共にショッピングモールへと逃げ込むが……。

その描写は全体的に容赦ないものの、アメコミ映画などに通じるチームワークの良さや箸休め的に入るユーモア、軽快な音楽に火薬の多さなどCM界出身らしい見事なセンス、そしてお約束の数々に引き付けられます。ただし、最後の最後まで隙なく強烈な描写が繰り広げられるので覚悟を!

(シネマトゥデイ編集部・浅野麗)

記事制作 : シネマトゥデイ(外部サイト)

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