現在放送中のドラマ「ハロー張りネズミ」(TBS系)。『島耕作』シリーズで知られる弘兼憲史の人気漫画を原作とする同ドラマは、2004年放送のドラマ「オレンジデイズ」(TBS系)以来、実に約13年ぶりのTBSドラマ出演となる瑛太が主演、映画『モテキ』や『バクマン。』を手がけた大根仁がゴールデン・プライム帯ドラマ初の脚本・演出を担当するなど、話題盛りだくさん。実はこのドラマ、1991年に映画化されていたことをご存じだろうか?

映画版『ハロー張りネズミ』に主演していた唐沢寿明。今回は妻・山口智子が出演

映画版『ハロー張りネズミ』は、1991年に公開された作品。今回のドラマで瑛太が演じている主役・七瀬五郎を演じたのは、現在個性派俳優として活躍する唐沢寿明だ。今回のドラマ化では、主人公が所属する探偵事務所の所長・風かほる役を女優・山口智子が演じている。そう、唐沢の実の妻である山口が、時を経て同じ作品に出演しているのだ。

山口は同ドラマ公式サイトのインタビューで「昔、この原作の映画を拝見したとき、探偵事務所の所長『風かほる』という役がとても素敵だったので、今回お話をいただきとても嬉しいです。」と、夫である唐沢主演の映画をしっかりとチェック済みであることを匂わせる発言もしている。

1988年放送のNHK連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」での共演がきっかけとなり交際を始め、7年もの交際期間を経て結婚した唐沢と山口だけに、もしかしたらこの映画も一緒に観たのかもしれない……!?

実は何度も映像化を果たしていた「ハロー張りネズミ」

唐沢主演の映画版には、今回のドラマでV6・森田剛が演じている五郎のパートナー、グレさんこと木暮久作を、俳優・ミュージシャンのジョニー大倉が演じている。また今や名バイプレイヤーとして活躍する大杉漣も出演していた。

ちなみに同作は、1996年にも緒形拳の息子である俳優・緒形直人主演で実写ドラマ化を果たしている。この時、木暮を演じたのは今やサスペンスドラマなどでおなじみの内藤剛志。そして所長・風役は、なんと歌手の小林幸子であった。また、1992年にはアニメ化、2005年には台湾にてドラマ化されるなど、実は同作、これまでに何度も映像化を果たしてきていたのだ。

「時を越えた共演」ともいえる意外な事実があった唐沢・山口夫妻。同じ作品にキャスティングされていたということは、さすが夫婦。似たような空気感を持っている、といったところであろうか。この機会に唐沢主演の映画版など、今回のドラマとは異なる「ハロー張りネズミ」たちもチェックしてみてはいかがだろうか……?

(文/ゆきかたとも)