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最後まで“神7”であり続けた渡辺麻友、AKB48としての「10年間」を総括!

コラム

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今年6月に行われた“第9回AKB48選抜総選挙”のスピーチで、AKB48からの卒業を発表したまゆゆこと渡辺麻友。彼女の卒業コンサートが、地元であるさいたまスーパーアリーナで10月31日に、そして、彼女が参加する最後の握手会 “49thシングル「#好きなんだ」大握手会”(劇場盤握手会)がパシフィコ横浜で11月18日に開催されることになった。そんな渡辺のこれまでの活動を振り返ってみよう。

アイドルになるために生まれてきた

渡辺は2006年、“第3期AKB48追加メンバーオーディション”に柏木由紀らとともに合格。翌年、AKB48の4thシングル「BINGO!」で初めて選抜メンバー入りを果たした。さらに2009年にはAKB48内ユニット、渡り廊下走り隊でもCDデビューし、“第1回AKB48選抜総選挙”では前田敦子、大島優子、篠田麻里子に次いで4位に。ちなみに、この4人に高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美を加えた上位7人が最初のいわゆる“神7”だ。

そして2013年にはAKB48の30thシングル「So long !」で初のセンターを務め、翌年の“第6回AKB48選抜総選挙”で初の1位に。それこそ全9回中9回ともAKB48総選挙の神7だった(7位以内にランクインした)のは渡辺ひとりであり、彼女自身、約10年にわたって中心メンバーとしてグループを引っ張ってきた。

秋元康が「アイドルになるために生まれてきたような子です」と称し、完璧なまでのアイドル性からかつてはファンからも“アイドルサイボーグ”などと呼ばれていた渡辺。実際、白い肌に大きな目の整った顔立ち、そして屈託のない笑顔は、アイドルのイメージをそのまま実写化したよう。渡辺は12歳のあどけなさが残る加入当時から正統派アイドルとして原石の輝きを放ち、その後もグループ内での切磋琢磨、そして持ち前のセルフプロデュース力によってアイドル力に磨きをかけてきた。

天性とストイックさを兼ね備えた魅力あふれるアイドルを体現

卒業コンサートの日程が発表されて間もない8月28日深夜、渡辺はTBS系のバラエティ番組「Momm!!」に出演。約10年にわたって恋愛禁止のルールを守ってきたことを「AKB48のいちメンバーとしては、良かったんじゃないかなと思います。人としての大切な何かを失ったみたいな……笑」と語り、話題にもなった。とはいえ、その言葉はファンを裏切ることのないアイドルとしての責任感があってこそのこと。かつて、ともにAKB48の一員として活動した板野友美も、8月28日に行われた自身の3rd写真集『release』の発売記念イベントで、「まゆゆは本当に私がいた時からプロ意識が高い子で、メンバーの前でも“アイドルのまゆゆ”だった」とコメントしていたほどだ。

2014年、乃木坂46の生駒里奈が交換留学生としてAKB48と活動を兼任することになった際には、AKB48の勝手が分からない生駒を「私が守る」とコメントをしたことも。また、MBSラジオ「アッパレやってまーす!」(8月30日)では、柏木が「世間のイメージと、本人の性格にすごいギャップがある」「楽屋で一番うるさいぐらい」と仲が良いからこそ見せる渡辺の一面を暴露する場面も。そうした王道のアイドル像から垣間見られたナチュラルな部分も、渡辺をより魅力的な存在にした。

卒業後は女優業をメインに活動

そんな渡辺も今や23歳。昨年発売した5年ぶりのソロ写真集『知らないうちに』では、初めてのランジェリー姿など大人のキュートさ&セクシーさにドキっとさせられる場面が多かった。

そして6月の“第9回AKB48選抜総選挙”のスピーチでは、「これから外の世界に出てまた一から新たな挑戦をしたいなと。また一から出直すつもりで外の世界に飛び出そうという決意をさせていただきました」と発言。AKB48として活動した10年間に対する自負が垣間見られた。その姿を見つめる48グループ・メンバーの反応からは、彼女がどれだけ慕われているのかも伝わってきた。

渡辺は卒業後、女優業をメインに活動していく模様。AKB48、そしてアイドルからも卒業した彼女がどんな演技をするのか楽しみだが、もともとストイックな性格だけに役に入り込んだ女優としての活躍が期待できそうだ。

11月22日にリリースとなる、まさに記念となるAKB48の50枚目のシングルは渡辺麻友のラストシングルであり、ラストセンター曲。そしてAKB48としての活動が年末いっぱいとなると、最後はやはりNHK紅白歌合戦か!? 先日も2007年からAKB48、SKE48、NGT48で活躍した北原里英が、2018年春をめどとした卒業を発表したばかりで、古参メンバーが次々とAKB48からいなくなるのは寂しい限りだ。とはいえ、「この子たちに将来のAKBを託したい」と渡辺も総選挙スピーチで語ったように、渡辺卒業以降のAKB48も引き続き話題をふりまいてくれるはずだ。

(文/兒玉常利@アドバンスワークス)

記事制作 : アドバンスワークス

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