最近、「女優・川栄李奈」の評判がうなぎのぼりだ。AKB48を卒業後、女優として活躍が目覚ましい川栄は、舞台「AZUMI」での主演を皮切りに、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、2017年夏季ドラマ「僕たちがやりました」(フジテレビ系)にも出演。その体当たりの演技に注目が集まった。しかし、「神7」と呼ばれた前田敦子や大島優子ら同様、アイドルから女優の転身はかなりハードルが高く、現在、「大女優」と称される者たちの中にも苦労人が多いようだ。

アイドルグループ「ribbon」の永作博美はアラサー前に女優開眼でブレイク

例えば、「アコム」のCMでおなじみの永作博美は、かつてバラエティ番組「パラダイスGoGo!!」(フジテレビ系)の「乙女塾」から誕生したアイドルグループ「ribbon」に所属して活躍していた。その後グループは自然消滅してしまい、永作は女優に転身。しばらくは“チョイ役”しか回ってこなかったという永作だが、30歳目前でドラマ「週末婚」(TBS系)の主役に抜擢。その演技力・存在感が好評を得て、現在の地位を築くに至っている様子。実は、永作はアイドル卒業後に劇団の舞台へ出演し、しっかりとした演技を学んでいたとのこと。地道な努力が実を結んだようだ。

Folder5から『愛のむきだし』で話題の女優になった満島ひかり

シリアスな映画作品からユーモラスなドラマ、バラエティ番組まで活躍し、若者のファンも多い、満島ひかり。彼女は男女歌手グループ・Folder(Folder5)の一員として10代にデビュー。その後、女優に転身したものの、役に恵まれない日々が続いた満島だが、ヒロイン役を演じた映画『愛のむきだし』での演技がきっかけで一躍話題の女優となった。同作は4時間近い長編、かつ内容もエキセントリックで、中指を立てた満島の強烈なビジュアルを覚えている人も多いのではないだろうか。

深キョンや上戸彩もアイドルグループ出身って知ってた?

また、年齢を重ねるごとにキュートさが際立つ深キョンこと深田恭子も、16歳のころにアイドルユニット「HiP」に所属していた。しかし、深キョンが所属していたのは1年にも満たないほどわずかな期間だったようだ。同グループは、「ホリプロタレントスカウトキャラバン」出身者を中心としており、メンバーには新山千春、優香、酒井彩名、深田恭子、また、時期はかぶっていないものの、綾瀬はるかなども在籍していたようだ。

その他にも、上戸彩は、第7回全日本国民的美少女コンテスト出身の4人で結成された「Z-1」というアイドルグループで芸能界デビュー。約4年間でグループ活動は終了したものの、芸能界のトップに立つ上での修行期間だったといえるだろう。篠原涼子は、アイドルグループ「東京パフォーマンスドール」時代に、「ダウンタウンのごっつええ感じ」(フジテレビ系)にレギュラーとして出演。多くのコントでリアクションを取ってきたことは、女優として成長する上で大きな経験になったのではないだろうか。

意外な経歴から名女優になることも多い。現在活躍しているアイドルグループからも、未来の名女優が生まれることに期待しよう。

(文/ゆきかたとも)