(C)麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会

その能力どう使う?“高校生×超能力”がトンデモ騒動を巻き起こす映画4選

コラム

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もしも超能力が使えるとしたら、あなたは何をしてみたいですか? 空を飛ぶ? 人の心を読む? それとも……? 誰もが一度は考える「超能力があったら」という夢も、映画の中なら叶います。

そこで今回は、「高校生×超能力」という設定にスポットを当てて作品をご紹介。想像力豊かで多感な高校生は、予期せず得た能力をどんな風に使うのでしょうか。また、特別な能力を持つ者が普通の高校生になった時、そこにはどんな日々が待ち受けているのでしょうか。

おバカな願いが叶いまくり!『超能力学園Z』(1982年)

身につけた超能力で珍騒動を巻き起こす学園コメディが『超能力学園Z』(1982年)です。内気な高校生・バーニーは、女子にアプローチすることができず、ネズミにウイスキーを飲ませる実験に勤しむだけの日々を送っていました。ところがある日、研究溶液に別の液体が混入し、それを浴びてしまったことで超能力を手に入れます。

翌日、バーニーが念力を送るとクラスのマドンナ・ジェーンのボタンが弾け飛び、野球大会は念力によって打ったホームランで大勝利。やがて恋人もできるなど、バーニーの日々はそれまでとは一転、バラ色のものに変わります。ラストの卒業パーティでバーニーが繰り広げる超能力の嵐など、最後まで目が離せません。

「人気者になりたい」「女の子の服を脱がせたい」等、高校生の頭をかけめぐるおバカでかわいい願望がすべて叶ってしまう単純明快な一作。頭を空っぽにして見られる気楽さが魅力です。また、念力シーンで用いられた特撮のチープさも不思議と受け入れられ、度々テレビの洋画劇場に登場しては高視聴率を稼ぐという珍事も現実に起こりました。

若さゆえに能力をコントロールできず悲惨な結果に…『クロニクル』(2012年)

『クロニクル』(2012年)は、病に伏す母と暴力的な父のもとで暮らす高校生・アンドリューが主人公。ある日、学校の人気者スティーブといとこのマットとともに森の中に入ると、そこには見たこともない青白い物体が。その日を境に3人には超能力が宿ります。

物を浮かせたり空を飛んだりすることができるようになったアンドリューは、学校でも人気者になります。しかし女の子とはうまく接することができないまま。力を持ちながらも思い通りにならない日々に不満を募らせ、やがてアンドリューの能力は暴走し始めます。

超能力によって欲しかった友情や人気を得たアンドリューですが、それらを失い身を滅ぼす原因もまた超能力でした。「僕は誰より強い」「僕は頂点捕食者だ」と叫ぶアンドリューと、彼に呼応して暴れ狂う能力が、若さゆえに歯止めがきかなくなってしまう危うさを見事に表現しています。

記事制作 : YOSCA

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