『ゴジラ』シリーズ最新作となる映画『GODZILLA 怪獣惑星』が11月17日に公開される。今作で同シリーズ30作目となる本作は、初の長編アニメーション映画。また、3部構成となることが決まっている。1954年に公開された第1作目から前作『シン・ゴジラ』まで同シリーズにはたくさんの俳優たちが出演してきたが、意外な人物たちが登場していることをご存知だろうか?

あの「モスラ~ヤ、モスラ~」を歌っていた長澤まさみ

今や押しも押されもせぬ有名女優となった長澤まさみも、実は意外な出演者の一人。2003年公開の『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、2004年公開の『ゴジラ FINAL WARS』の2作に、小美人のマナ役として出演して、「モスラ~ヤ、モスラ~」というあの有名な「モスラの歌」を歌っていた。マナの相方である小美人・ヒオ役は、長澤が第5回東宝「シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得した際に審査員特別賞を受賞した女優・大塚ちひろが演じた。2人ともセパレートの赤いミニスカート姿で、重要な役をキュートに演じている。ちなみに長澤はゴジラ2作の間に大ヒット作『世界の中心で、愛をさけぶ』のヒロイン役として出演し、大ブレイク。小美人の髪型が2作の間にポニーテールからショートカットに変わっているのは、長澤が『セカチュー』で丸坊主にしたからでは? とファンの間で噂されているようだ。

また、長澤は2015年に新宿・歌舞伎町で「新・セントラルロード/新宿東宝ビル」完成記念式典に出席。新宿東宝ビルのシンボルであるゴジラヘッドを見上げ、「お久しぶりって感じですね」と再会を喜んだ。さらに「ビルからのぞいているゴジラがかわいらしいなって思いました」と語り、ゴジラを照れさせていた(?)。長澤自身、『ゴジラ』シリーズには思い入れがあるようだ。

若手の加瀬亮は漁師役!漫画家・鳥山明は偶然ポスターの前列に!

また、俳優の加瀬亮は、まだ知名度が低い若手の頃、2001年公開の『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』に脇役として出演。老漁師と漁船に乗る若い漁師役を演じていたが、哀れゴジラの餌食になってしまった。また、「痛快TVスカッとジャパン」(フジテレビ系)の“イヤミ課長”としてブレイクしたベテラン俳優・木下ほうかは、1994年『ゴジラvsスペースゴジラ』に出演している。

もっと意外なところでは、1984年に上映されたシリーズ16作目の『ゴジラ』には、『ドラゴンボール』「ドラクエ」シリーズなどでおなじみの人気漫画家・鳥山明が、「ドラクエ」シリーズのシナリオライターとして有名な堀井雄二、ゲームライターのさくまあきらと共に逃げ惑う群衆たちとしてエキストラ出演している。鳥山の顔は本編中ではアップにならないものの、映画ポスターでは群衆の前列に偶然写っているとのこと。普段は自分の姿をイラストで表している鳥山だけに、貴重な映像やポスターだといえる。

このように、過去に意外な有名人が出演している『ゴジラ』シリーズ。シリーズ第30作目にして、初の長編アニメーション映画作品『GODZILLA 怪獣惑星』は、二万年もの間地球に君臨し続けてきたゴジラとそれに対峙する人類の因縁のストーリー。これまでの『ゴジラ』とは異なるシビアでハードな未来世界が描かれているとのことだ。主要キャストである人気声優・宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜らの他にも、未来の人気者が出演しているかもしれない。劇場で隅々までチェックしてみてはいかがだろうか。

(文/ゆきかたとも)