映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』は10月28日より全国公開

『先生! 、、、好きになってもいいですか?』広瀬すずインタビュー

インタビュー

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恋愛はコントロールできなくなる

先生への切ない純愛を描き、大人気を博した伝説的少女マンガが、生田斗真×広瀬すずで実写映画化。演技力には定評ある2人が、クラシカルな恋愛物語にどう向き合ったのか。ラブストーリーに初挑戦した広瀬が、その思いを語った。

10代最後に念願かなう

Q:たくさんの映画に出演されていますが、ラブストーリーは初めてですね。

そうなんです。少女マンガが原作のラブストーリーはたくさん観ていますし、周りの俳優の友だちはみんなやっていたんですけど、「なんでわたしだけ、いつもスポ根なんだろう」って(笑)。カルタとかチアダンスとか練習が必要なものばかりで、「わたしもラブストーリーがやりたいよ」って思っていました。

Q:10代最後の年に念願がかなってよかったです。

10代で恋をするって一番憧れていましたし、一番甘酸っぱいなって大人になっても思うだろうから、できてよかったです。でも、やっぱりこの作品も弓道の練習があって「あれ?」って(笑)。練習ものは大変なんです。達成感があるので面白いんですけど。

生田斗真との化学反応

Q:初ラブストーリーは、役づくりに苦労なさったそうですが。

伊藤先生役の生田さんにすごく助けていただきました。恋愛ものって、演じている側に化学反応みたいなものが起きないと、誰にも何も届かない。わたしはいつも、観た方に驚いたり感動したりしてもらいたいと思っています。

Q:本作では素敵な化学反応が起きたということですか?

伊藤先生と重なる生田さんの素敵な魅力が思う存分感じられる撮影現場だったので、「響はここに惹(ひ)かれたのか」って実感できました。きっと生田さんが、そういう環境を作ってくださっていたのだと思います。物語が響の思いだけで描かれるので一人で背負えるかなという不安もありましたけど、生田さんが支えてくれました。初めてのラブストーリーの相手が生田さんでよかったと思います。尊敬できるし、心強いし、またご一緒したいです。

Q:相手との関係性の作り方は、いわゆる青春群像劇とどういうふうに違いますか?

仲間は自分の力で作れるんです。もともと共演者とは「いい作品を作ろう」という同じ思いを共有していますから、役を超えて感情移入しちゃうことも多いです。でも、恋愛は感覚的なものですから、気持ちを作るのが難しかったです。「こんなに苦しくなるものなの?」って思ったし、どこまでがリアルな気持ちなのかわからなかったです。でもそのぶん、「こんなに胸いっぱいになるんだなあ」って幸せな気持ちも知りました。

Q:貴重な体験ですね。

本当に。リアルに気持ちが動きすぎて、キスしてきたのに「魔が差した」とか言う人とは結婚しないようにしようと思いました(笑)。教師と生徒だからダメだって先生なりに響のことを思っての言葉だとはわかるんですけど、「なんでそんなこと言うの?」って本気で傷つきましたから。「好きだ」って伝えたときも「迷惑だ」と言われて、響は引き下がりますけど私は彼女とは性格が違うので「どうして?」って思いました(笑)。響はそれでも先生を思い続けるので、すごいです。

恋をしたくなった

Q:響の恋について、広瀬さんはどう感じられました?

響は初めての恋だったのに、純粋な気持ちだけで突き進んで、苦しかったり痛かったりする気持ちをちゃんと自分で感じられてすごいと思いました。羨ましいとは思うけど、大変そうなのでわたしは平和な恋愛がしたいです(笑)。以前、ワークショップの先生に「恋愛は一番人を狂わせる」と言われたことが印象に残っていましたが、どういうことか実感できました。言葉が出てこないとか、ただ傷ついて涙が出るとか、そういう気持ちが「なるほど」ってすんなり入ってきました。自分をコントロールできなくなる感情って大半は恋愛なんじゃないかな。

Q:人生勉強をした感じですね。

恋愛の痛みがわかりました(笑)。でも、これまでは仕事が一番で、結婚はできたらいいけどできなかったら一人でも生きていけると思っていましたが、恋したいと思うようになりました。楽しそうですし、自分も成長できますし。この映画を観た方も、きっとそう感じてくださると思います。

Q:キュンキュンしながら観てくれると思います。

日本中の女子中高生が、自分の学校の先生を意識すると思います(笑)。好きになっちゃいけない人って基本的にはいないと思うし、好きなものにがむしゃらになってほしいです。

取材・文:早川あゆみ 写真:杉映貴子
ヘアメイク:牧田健史 スタイリスト:木津明子

記事制作 : シネマトゥデイ(外部サイト)

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