『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』 前編11月23日(木・祝)・後編2018年1月5日(金) TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー (C)2017「ナオト・インティライミ冒険記2」製作委員会

旅先でなにも縛られることなく自由に!ナオト・インティライミの行動力がハンパない!

コラム

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かつてフランス帝国を治めた皇帝ナポレオンは「じっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて、進め」という格言を残したと言われています。人間が夢を叶えるために不可欠なもの、それは行動力。そのずば抜けた行動力で多くの人を魅了し続けているのが、アーティストのナオト・インティライミです。

自ら“旅人系シンガーソングライター”を名乗ることからも分かるように、彼にとって旅はライフワークです。旅先でも規格外の行動力を思う存分発揮し、さまざまな出来事を巻き起こしてきました!

アポなし訪問でアラファト議長に日本の名曲をプレゼント

(C)2017「ナオト・インティライミ冒険記2」製作委員会

大学在学中の2001年に「なおと」名義でメジャーデビューを果たした彼は、自分を見つめ直すために2003年8月から2004年まで世界一周の旅に出ます。そして、中東を訪れた際に、政情不安な中東の国々を歩き、改めて“平和”と向き合ったナオトは自分に何ができるのかを真剣に考え、歌を届けることで平和に貢献しようと決意します。

歌を誰に届けようかと悩んだ末にナオトは、アラファト議長のいるPLO(パレスチナ解放機構)をアポなしで訪問します。「ジャーナリストだ」と名乗ったところ、あれよあれよという間にアラファト議長の前に通され、たくさんの関係者が見守る中、坂本九の名曲『上を向いて歩こう』を熱唱しました。多くの人は、もし思いついても「いやいや無理でしょ」と半笑いで行動に移さないことも、ナオトはやってのけます。そして彼は“思い”を叶えるのです。

南米コロンビアの楽器店で驚愕の値切り術を披露

(C)2017「ナオト・インティライミ冒険記2」製作委員会

アフリカ、南米、カリブ海への旅に密着したドキュメンタリー映画『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』(2013年)では、旅先での彼のバイタリティあふれる行動の数々が描かれています。特に彼の行動力が発揮されるのがショッピングのシーンです。海外での買い物は値切り交渉も楽しみのひとつですが、ナオト本人が劇中のナレーションで「買い物はとにかく値切る!」と豪語するように、気軽なショッピングの範疇を超えたゴリゴリの値切り交渉を行います。

コロンビアの楽器店では、お気に入りのギターを見つけ試奏すると、おもむろに「僕のオリジナル曲です」と言い、店の中で自作曲を披露します。「ブラボー!」と歓声をあげた従業員に対してナオトは「歌を聞いてもらったからちょっと安くしてくれるんでしょ?」とすかさず値切りを始めます。さすが!

実際にどれくらいの額の値切りに成功したかは映像に収められていませんが、ギターを購入し、店を後にする彼の満足気な表情を見ると、決して悪い金額ではなかったのでしょう。

憧れのスターとの再会から一転、野外フェスで怒られる

(C)2017「ナオト・インティライミ冒険記2」製作委員会

20代の頃のナオトが旅の中で体験した運命的なエピソードがあります。それは2004年にコロンビアのスター歌手のアンドレス・セペーダと出会い、彼と同じステージに立ちライブをした思い出です。『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』では、ナオトの原点ともいえる異国での出来事にも迫っていきます。

劇中でセペーダと8年半ぶりの感動的な再会を果たしたナオト。後日、セペーダは自身が出演する野外フェスのリハーサルの合間を縫ってナオトと旧交を温め、こんなやりとりを交わします。

セペーダ「また明日、絶対ここで会おう」

ナオト「明日ほんとに歌ってもいいの?」

セペーダ「そうしたいけど、まだ確実とは言えないんだ……」

この状況なら、人によっては“ステージに上がるのは難しい”と判断するかもしれませんが、他人に遠慮をしていては夢をつかめません。

ナオトは翌日、野外フェス会場へ足を運び、セペーダの関係者として会場入りをしようとします。しかしステージの舞台監督がナオトの前に現れ、「勝手にステージに上がるな」と彼の行く手を阻むのです。押し問答があり、なんとか会場入りを果たしたものの、セペーダとの野外フェスでの共演は果たせませんでした。しかし、「やれることはやった」と語るナオトの清々しい表情からは、結果ではなく挑戦を続けることこそが大事なのだということが学べます。

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』(前編11月23日、後編1月5日公開)では、アフリカからヨーロッパまで全19ヶ国、約半年にわたるナオトの旅に密着します。アフリカの子どもたちと歌ですぐに打ち解けたり、地元のミュージシャンとともに演奏を楽しんだり、そんな離れ業を、持ち前の行動力でいとも簡単にやってのけます。旅の道中で彼がどんな奇跡を起こしてくれるのか、スクリーンで確かめましょう。

(文/スズキヒロシ・サンクレイオ翼)

記事制作 : サンクレイオ翼

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