ベートーヴェン作曲の「交響曲第9番」を、1万人が大合唱するという巨大スケールのコンサート「サントリー1万人の第九」。毎年恒例となっている同イベントに、今年は人気俳優の小栗旬が朗読ゲストとして出演しますが、演出を担当する小栗哲家は、なんと小栗の実の父親。今回のコンサートで“親子初共演”が実現するとあり、各所で話題となっています。

そこで今回は、小栗親子をはじめとした、異業種で活躍する親を持つ、芸能人を紹介いたします。

父親に猛反対されながらも、演劇の世界に踏み込んだ小栗旬

小栗旬の父である小栗哲家は、過去に数々の舞台公演の演出を務めた経験を持ち、現在は舞台や音楽公演の企画・制作などを行う会社を経営しています。いわば、芸能界に精通する人物であるため、息子である小栗旬は父親の影響を受けて俳優を目指したと考える人は多いでしょう。

しかし、2015年に発売された週刊誌のインタビューなどで、小栗は「11歳の時に、自分の意志で児童劇団に入った」と話しています。また、小栗が“演劇を始めたい”と希望を伝えると、父・哲家は「絶対続かないからやめろ」「(演劇をやると)金もかかるのに、出られないんだからやめとけ」と言い放ったそうです。

父親の猛反対を押し切って演劇を始めた小栗ですが、やがて押しも押されもせぬ人気俳優に。また、2010年7月放送のバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)への出演時、過去に家族のために家を購入したことを明かしました。

父親に劣らず、“大物ぶり”を発揮している小栗。小栗親子同様、異なる業界で大活躍している親子はほかにもいます。

ゴン中山と家族ぐるみで付き合う、長澤まさみ一家

例えば、2018年1月20日公開の映画『嘘を愛する女』でも主演をつとめる、人気女優の長澤まさみ。今年1月に自身初となるミュージカル出演を果たした際は、堂々とした演技と歌を披露。クボタのCMではバックパッカー姿で世界を旅する姿も話題になるなど、ますます活躍の場を広げています。

そんな長澤の父親は、サッカー日本代表でのプレイ経験も持つ、プロサッカークラブ「ジュビロ磐田」の初代監督・長澤和明。ともに目覚ましい活躍ぶりを見せている長澤親子ですが、長澤が芸能界入りしたのは、同じくサッカー業界の重鎮であるゴン中山こと中山雅史と妻でタレントの生田智子、そして長澤家がそろって食事をしたことがきっかけのようです。

そのエピソードが披露されたのは、2013年4月に放送されたバラエティ番組「さんまのまんま」(フジテレビ系)にゴン中山・生田智子夫妻が出演した際のこと。前述の食事会の最中、生田が長澤に「シンデレラオーディション」の存在を教え、そしてゴンが応募するよう勧めたことを明かしています。

親の活躍ぶりを受け継ぐ子が多し!

また、“熱血キャラ”で知られるタレントの松岡修造は、「東宝株式会社」の名誉社長である松岡功と元タカラジェンヌの千波静という、偉大かつ有名な両親を持っています。ほかにも、フォークデュオグループ・LA-LA Deuxの元メンバーで、嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」の作詞者でもある菊池常利を父に持つ人気アイドルグループ・Sexy Zoneの菊池風磨や元タカラジェンヌの朱穂芽美を母に持つ相武紗季など、親子ともども活躍している例は多くあります。古くから伝わる「此の親にして此の子あり」ということわざの通り、親は子どもの背中を見て育つようです。

(文/おがたま)