去る2017年12月1日、「『現代用語の基礎知識』選 ユーキャン新語・流行語大賞2017」が発表された。

今年一度は耳にしたことのある強いワードが並ぶ中、Instagramにアップする写真の見栄えに関する言葉「インスタ映え」と、森友学園・加計学園問題をきっかけに世に浸透した“相手の気持ちをおしかはかる”という意味の「忖度(そんたく)」が年間大賞を受賞した。受賞こそ逃したものの、女性芸人ブルゾンちえみがネタで用いるセリフ「35億」(トップ10に選出)、さらには世間を騒がせた女性議員による「ちーがーうーだーろー!」などなど、話題をさらった多くの言葉とともにノミネートされていた、「刀剣乱舞」をご存じだろうか。

2017年新語・流行語大賞ノミネート「刀剣乱舞」って何?

「刀剣乱舞」は2015年にPC版ブラウザーゲームとしてリリースされた、育成シミュレーションゲームのタイトルで、正式名称は「刀剣乱舞-ON LINE-」、略して“とうらぶ”。女性層を中心に支持を受けている。

内容をざっくり説明すると、打刀、太刀、大太刀、短刀、脇差、槍、薙刀という計七種が戦士となり「刀剣男士」と呼ばれるキャラクターを収集し、どんどんレベルをアップさせて敵と対決させていくといったもの。2017年11月時点で、68名のキャラクターが存在する。

「2年も前からあるブームが、なぜ今年の流行語大賞にノミネート?」と思う方もいるかもしれないが、それは、ゲームから派生した新たな「刀剣乱舞」の世界が拡大しているからかもしれない。

劇場版総集編『刀剣乱舞-花丸-』~幕間回想録~が2週間限定で公開!

 

(c)2016 アニメ『刀剣乱舞-花丸-』製作委員会

ゲームには次々と新刀剣男士が実装されている一方、ミュージカル版、舞台版も大好評。そして、TVアニメ『刀剣乱舞-花丸-』第1期の劇場版総集編として、『刀剣乱舞-花丸-』〜幕間回想録〜が12月1日より2週間限定で劇場公開中だ。本作は、舞台となる“とある本丸”を見続けてきた最古参の加州清光 (かしゅうきよみつ)の目線を通し、刀剣男士たちの1年間の物語を再編集したもの。「ぴあ」の調査による“ぴあ映画初日満足度ランキング”でも堂々の1位を獲得。ゲーム、アニメのファンはもちろん、加州清光に声を当てた増田俊樹、大和守安定役の市来光弘ら人気声優のファンも大勢駆け付けた。

今作は、2018年1月から放送開始となる、TVアニメの新シリーズ「続『刀剣乱舞-花丸-』」で描かれる刀剣男士たちの新たな物語へと繋がる回想録だけに、ファンは復習、初見の人は予習という意味で必見の一作となっている。

ゲームに舞台にアニメにと、好みのジャンルにアクセスできる「刀剣乱舞」。食わず嫌いで敬遠していた方は、触れてみるとその価値観を一刀両断されるかも?