『鋼の錬金術師』12月1日(金)全国ロードショー (C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会

ファンも原作者も納得!“ハガレン”アル役に抜擢、水石亜飛夢の魅力とは?

コラム

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「進撃の巨人」しかり「ジョジョの奇妙な冒険」もまたしかり。超人気コミックの実写映画化が発表されるたびに物議を醸すキャラクターの“再現度”。そうした論争が発生すること自体、人気の証ともいえますが、荒川弘の原作コミックを実写映画化した『鋼の錬金術師』(12月1日公開)も、その動向が高い注目を集めた超人気タイトルといえるでしょう。

そのなかでも、好意的な視線を集めているのが、主人公エドの弟、アルを演じた水石亜飛夢(みずいし・あとむ)です。今回は、粒揃いの人気俳優たちが集結した本作で、主人公に次ぐ重要キャラの役柄を勝ち取った新進俳優・水石亜飛夢についてご紹介していきます。

若手イケメン俳優の登竜門“テニミュ”出身。でも、その素顔は意外と硬派?

「……アトム?」と、まず名前の読み方を一瞬戸惑いますが、これは芸名ではなく、なんと本名。水石は、若手イケメン俳優が多数出演し、“2.5次元ミュージカルの金字塔”とも呼ばれるミュージカル「テニスの王子様 2nd Season」で俳優デビュー。その後、舞台「ハムレット」では初主演・初座長を務め、続く主演舞台「星の王子様」では音楽劇に、また「二十歳の暗殺者」では一人芝居に挑戦するなど、主に舞台を中心に様々な演技に挑戦、活躍してきました。

ですが注目すべきは、初の映像作品となった特撮ドラマ「牙狼〈GARO〉-魔戒ノ花-」のクロウ役です。もともとウルトラマンや仮面ライダーといったヒーローものが大好きだったという彼の特技は、剣道(初段)。今では殺陣に高い関心があるなど、アクションへの並々ならぬ意欲をもっているのです。好きな俳優として、高倉健を挙げていることからも、その素顔は意外と“硬派”なのかも……?

まさにシンデレラ・ボーイ!“アル役”に抜擢されたその理由とは?

(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会

水石が本作で演じたアルことアルフォンス・エルリックは、とある禁忌を犯して身体を奪われ、からっぽの鎧に魂を定着させている“肉体を持たないキャラクター”。そのため、アルはフルCGで制作され、動きはモーションキャプチャーで役者に演じてもらい、声は別の人に演じてもらう予定でした。

100名を超える候補者の中から、アルのモーションキャプチャーを行う役者兼スタンドイン(撮影前に、立ち位置などの確認をする俳優の代理)として選ばれた水石でしたが、撮影が進むにつれて状況が変化します。現場での水石は、スタンドインの演技でも体当たりで熱演し、自分のシーン以外でも常に現場に居続ける勉強熱心ぶりでした。

そしてさらに兄弟喧嘩のシーンで、「まるでエドとアルそのもの」と思わせる見事な演技に、心を動かされた曽利文彦監督が、アルの声優に水石を抜擢したのです。

“ハガレン愛”に溢れている?原作者もアニメ版の声優も“水石アル”を絶賛!

「エドとアルの2人の兄弟がそこにいました。青年に成長したアルは、きっとこんな声になるんだろうなって思います」。そうコメントしているのが原作者の荒川弘です。さらに、アニメ版でアルを演じた声優・釘宮理恵も、実写映画を見て“水石アル”を絶賛したのだそう。

(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会

そして水石が「小学生の頃に出会い、ずっと大好きだった作品」という“ハガレン愛”と、自ら体現した“原作へのリスペクト”も少なからず演技に込められていたはず。原作ファンから好意的に受け止められている理由も、意外とこうした背景にあるのかもしれません。

(文/バーババ・サンクレイオ翼)

記事制作 : サンクレイオ翼

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