12月31日に放送予定の「第68回NHK紅白歌合戦」(NHK)に、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ・Hey! Say! JUMPが出場することが発表されました。今年、デビュー10周年を迎えたHey! Say! JUMP。同番組への出演は、彼らにとって初となります。そこで今回は、彼らの先輩であるジャニーズタレントの“紅白初出場”にまつわるエピソードを少しのぞいてみましょう。

「もう、出場はないと思った」デビュー20年目で初出場したV6

11月16日にNHK放送センターで行われた出場者発表会見で、Hey! Say! JUMPのメンバー・山田涼介は「(デビュー)10周年の締めくくりに、ここまで支えてくれたファンの皆さまに、大きなプレゼントができたなとうれしく思っています」と喜びのコメントを述べました。また、同じくジャニーズ事務所に所属するアイドルグループ・TOKIOや嵐らも同番組に出演することを受け、「何かコラボができたらいいなと思います」とコメント。初めての紅白出場に向け、期待を膨らませている様子を見せました。

Hey! Say! JUMPのデビュー曲は、バレーボールのワールドカップのイメージソングに選ばれ、彼らは大会サポーターとして華々しくデビューを飾りました。同大会は、彼らをはじめジャニーズ事務所所属のグループたちがデビューを飾るのがひとつの恒例となっていますが、その元祖といえるのがV6。

V6もNHK紅白歌合戦に出演を果たすまでに時間を要したグループで、初出場はデビュー20年目となる2014年。出場歌手発表会見に参加した際、メンバーの井ノ原快彦は、「もう(出場は)ないんだろうと思ってました。待ってくださっていたファンに恩返しできると思うとうれしい」とコメント。大きな喜びと驚きをもって、出演依頼の報告を受けたことを明かしました。

また、会見で司会を務めたのはその年の「NHK紅白歌合戦」の総合司会に抜擢された有働由美子アナウンサー。井ノ原と有働は、ともに朝の情報番組「あさイチ」(NHK)で司会を務めているため、有働のリクエストに応える形で井ノ原が会見を仕切るというユニークなシーンも見られました。

「ジャニーズって会社はでかい」!? デビューと同年に初出場したSMAP

昨年12月31日をもって解散したSMAPですが、彼らは「NHK紅白歌合戦」に早々と出場できたグループ。SMAPが「紅白歌合戦」に初出場したのは、シングル「Can't Stop!! -LOVING-」でCDデビューを果たした1991年のこと。しかし、当時のSMAPは、「紅白歌合戦」に出場できるほどの人気はなかったと元メンバーである中居正広が、2013年11月28日放送の「ナカイの窓」(日本テレビ系)にて語っています。

中居いわく「(1992年に名古屋の『レインボーホール(現:日本ガイシ スポーツプラザ)』でライブを開催した時)客席が半分しか埋まらなかった」とのこと。それでもデビューした年に「NHK紅白歌合戦」に出場できたことを振り返り、中居は「ジャニーズって会社はでかい」と思ったと、デビューした年に紅白への出場が決まった当時の心境を振り返りました。

さまざまなドラマを生み出す「紅白歌合戦」

また、KinKi Kidsは、昨年デビュー20周年を迎えると同時に、「紅白歌合戦」への初出場を果たしています。番組のリハーサル後に会見を開いた際、SMAPの解散について問われると「デビュー前からSMAPの皆さんのバックをずっとやらせて頂いていたので、解散という形になっても、僕らにとっては偉大な先輩であることは変わらない」と、印象的な言葉を残しました。

多くのアイドルが出場を目指す「紅白歌合戦」。それゆえ、初出場に際しては、悲喜こもごものドラマやエピソードが生み出されるようです。今年も、出場アイドルの動向から目を離せません。

(文/おがたま)