昨年世界中で大ヒットした映画『パディントン』の続編『パディントン2』が、1月19日より日本公開されます。この『パディントン2』には、人気俳優の斎藤工が日本語吹き替えキャストとして出演、劇中では歌声も披露するとのこと。実は過去にも斎藤のように意外な俳優たちが、海外映画で歌声を披露しているのです。

挿入歌に挑戦する斎藤工は、なんか笑っちゃう!?

2017年11月16日、都内にて『パディントン2』の声優発表会「斎藤工声優発表&マーマレードタワー点灯式」が開催され、斎藤と主人公であるくまのキャラクター・パディントンが登壇しました。イベントでは、英人気俳優のヒュー・グラント演じた落ち目の俳優・フェニックス・ブキャナンの声を、斎藤が担当することが正式に発表されました。

発表会で斎藤は「ヒュー・グラントの多才ぶりに驚いてばかりでした。ラブコメのヒュー・グラントからは想像できないような一面を見せてくださっているので、楽しかったですね」と、声優をつとめた感想を語るとともに、「この(会見の)後、歌の収録があるんです……。なんか笑っちゃいますよね(笑)」と告白。同作で歌を披露することに対し、緊張を感じている様子をみせました。

長澤まさみと内村光良はラブ・ソングを熱唱!

海外作品の日本語吹き替えを担当したことを機に、歌声を披露することなった人物は他にもいます。2017年3月に日本公開された、アメリカ発のミュージック・エンターテインメント映画『SING/シング』では、女優の長澤まさみとウッチャンナンチャンの内村光良が作品のメインキャラクターの声を演じるとともに、歌声を披露しています。

作中で二人は、人気歌手のカーリー・レイ・ジェプセンの大ヒット曲であり、恋する女性の胸のうちを歌ったラブ・ソング「コール・ミー・メイビー」を熱唱。内村は、過去に音楽ユニット・ブラックビスケッツのメンバーとして活躍していた経験があり、音楽的な表現力に長けていると思われたものの「(「コール・ミー・メイビー」は)女子の歌ですよ……。本当に難しかったです。全国で流れると思うと、とっても恥ずかしい」と、明かしました。

また、長澤は、ロックテイストの強い作品のオリジナル曲「セット・イット・オール・フリー」も担当し、見事に歌いこなしています。長澤本人は「あまりシャウトするような歌を普段歌わないので、挑戦でした」と謙遜しましたが、映画公開後はSNS上に「長澤まさみ、歌がうまくてびっくりした!」といった声が多く寄せられました。

玉木宏は、柳沢慎吾とともに英語の歌に挑戦

俳優・松山ケンイチは、2017年7月に公開された人気アニメーションシリーズ「怪盗グルー」の最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』に日本語吹き替えキャストとして参加し、主人公・グルーの新たなライバルである、バルタザール・ブラットの声を演じました。さらには、80年代に大ヒットしたオリビア・ ニュートン=ジョンによる名曲「フィジカル」を熱唱。バルタザールの独特(?)な歌声を絶妙に表現しています。

また、動物園から脱走した動物たちの冒険を描いた人気アニメ映画『マダガスカル』シリーズでは、俳優・玉木宏がライオンのアレックスの声を担当。シマウマのマーティの声を演じた柳沢慎吾とともに英語の歌にも挑戦しましたが、当時のインタビューでは「ものすごくテンポも揺れているし、ピッチもものすごくバラバラでしたね(笑)」と苦労談を明かしています。

このように、アニメーション作品で歌を披露する際、俳優たちは何かしらの苦労やプレッシャーを経験するようです。

映画公開を控え、『パディントン2』での斎藤工の歌声への注目が日に日に高まっていますが、2007年にインディーズで、2011年にはメジャーデビューを果たすなど、音楽アーティストとしての活動歴もある斎藤ゆえ、魅惑の歌声を披露してくれることでしょう。

(文/おがたま)