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性別の多様性と向き合う家族の名作3選。“ありのままを尊重する”を映画に観る
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性別の多様性と向き合う家族の名作3選。“ありのままを尊重する”を映画に観る

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『マレフィセント』(2014年)でオーロラ姫を可憐に演じたエル・ファニングが、髪を短く切り、身体を鍛えてトランスジェンダーの主人公を熱演する『アバウト・レイ 16歳の決断』。2月3日から公開となる本作にちなみ、葛藤を抱えながらも「ありのままに生きる」姿を尊重する家族を描いた物語をピックアップ。多様性と向き合う家族の映画は、実に名作揃いなんです。

レズビアン夫婦と子どもたちの「ごく普通の家族」を描いた『キッズ・オールライト』

まず1本目は、同じ男性から精子提供を受けて、一緒に子どもを生み育てているレズビアンカップルと、‟遺伝子上の父親”を探し始めた子どもたちが織り成す騒動を、コメディタッチで描いたリサ・チョロデンコ監督作品『キッズ・オールライト』(2010年)です。

『チョコレートドーナツ』(2012年)や『彼らが本気で編むときは、』(2017年)など、LGBTカップルが子どもを育てる作品は増えつつありますが、この作品が特徴的なのは、両親がレズビアン同士であること自体は、何一つ障壁になっていない、ということなんです。

母親の一人であるアネット・ベニング扮するニックは、いわゆる一家の大黒柱としての役割を担っているので、あくまで普遍的な「家族の危機」を巡る物語として観ることが出来ます。風変わりではあるけれど、幸せな家庭で育った子どもたちが、時に反発しながらも自分たちなりの「家族のカタチ」を納得して受け入れていく姿に、すがすがしさを覚える1本です。

ゲイであることを父親にカミングアウトされ、戸惑う息子を描いた『人生はビギナーズ』

続く2本目は、『20センチュリー・ウーマン』(2016年)のマイク・ミルズ監督が、母親の死後、父からゲイであることを突如カミングアウトされる、という衝撃の実体験をもとに映画化した『人生はビギナーズ』(2010年)。

75歳にして若い同性の恋人を作り、末期ガンを患いながらもゲイ仲間と残りの人生を謳歌する父親ハル役を演じたクリストファー・プラマーが、アカデミー賞助演男優賞を最年長で受賞したことでも話題となりました。

父親の告白に戸惑いつつも、なんとか受け入れようと苦悩する内気な主人公オリヴァーを、ユアン・マクレガーが繊細に演じています。母と過ごした幼少期の記憶に想いを馳せながら、現実に適応しようと努める息子の混乱ぶりが、手に取るように伝わってきて胸が締め付けられます。人間の言葉を理解する犬のアーサーと主人公オリヴァーが、フランス人女性とのもどかしい恋を巡って繰り広げる哲学的な問答にも、ぜひ注目して欲しい1本です。

祖母・母と親子3世代それぞれの生きざまを映し出す『アバウト・レイ 16歳の決断』

そして最後にご紹介するのが、2月3日から劇場公開される『アバウト・レイ 16歳の決断』です。

「身も心も男の子として生きたい」と、ホルモン治療を希望する16歳のレイの物語であると同時に、そんなレイの決断に悩みながらも、「自分自身に正直に生きる」姿を尊重しようと奮闘するシングルマザーのマギーと、破天荒なレズビアンの祖母・ドリーの3世代の家族の物語でもある本作。

フェミニンな雰囲気を封印して、レイに成りきったエル・ファニングの熱演もさることながら、ナオミ・ワッツ扮する母のマギーが、頭では理解しながらも、心が追い付かずに揺れ動く感情を見事に体現しています。

一方、リベラルな考え方だと思っていたスーザン・サランドン扮する祖母ドリーが、「なぜレズビアンじゃいけないの?」と、性転換を望むトランスジェンダーと同性愛を混同する場面も描くことで、セクシャリティやジェンダーを巡る問題の複雑性も表現されているのです。年齢を重ねていても決して完璧ではない大人の姿を並行して映し出すことで、16歳にして自分の生き方を貫こうとするレイの意志の強さが伝わってくる1本です。

「自分らしく生きる大切な人の理解者でありたい」と願い、多様性を受け入れる家族たちの物語は、決して自分たちとかけ離れた存在ではありません。現代社会のさまざまな側面を、あえて家族というわかりやすい枠組みに当てはめることで、新たに見えてくることがあるのだということを、時として映画は気づかせてもくれるのです。

(文/渡部喜巴@アドバンスワークス)

記事制作 : アドバンスワークス

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