バレンタイン直前! どんなイイ男にチョコを渡そうか? と女子たちが色めき立つこの時期。イイ男を見たいなら劇場へ! 福山雅治、高橋一生、松坂桃李、坂口健太郎、吉沢亮、ヒュー・ジャックマンらのいい男ぶりを堪能してください。

『不能犯』

(C) 宮月新・神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会

<見どころ解説>

『彼女がその名を知らない鳥たち』『娼年』などの話題作に出演し、役者として一皮むけた感のある松坂桃李を主演に迎え、同名の人気漫画をもとに描くサスペンス。殺人犯を追う敏腕刑事を沢尻エリカが熱演し、誰も犯行を立証出来ない用意周到な犯人との丁々発止のやり取りを活写する。『ちはやふる』シリーズの新田真剣佑が新人刑事役で登場。全く先の読めない展開と、謎のダークヒーローの暗躍に身震いする。

(C) 宮月新・神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会

<ここがイイ男!>

モデルとして活動していたこともあり、長身イケメンでさわやかな笑顔が売りだった松坂桃李。最近テレビドラマや映画に引っぱりだこの彼は、『彼女がその名を知らない鳥たち』での女たらしのドスケベ百貨店店員役や、『娼年』の娼夫役などの汚れ役にもひるむことなく挑戦し、役者としての幅を着実に広げている。そんな松坂が今回は人の命を弄ぶ、死神のようなダークヒーローを怪演。彼自身が持つミステリアスな色気と不気味さが相まって、本来憎むべき犯人にも拘わらず、観客の心を一瞬にしてわしづかみにしてしまう存在感は、さすがフェロモンたっぷりの真骨頂だ。

締めの一言

にた~と笑う顔、怖いけど目が離せない!

『不能犯』は2月1日より全国公開

『blank13』

(C) 2017「blank13」製作委員会

<見どころ解説>

放送作家はしもとこうじの実話をベースに、俳優として活躍する斎藤工が“齊藤工”監督として長編の初メガホンを取った人間ドラマ。『嘘を愛する女』などで人気急上昇中の高橋一生が主演を務め、13年前に失踪した父親が、余命3か月で見つかったことで再び動き始める家族の物語を描写する。斎藤本人はもちろんリリー・フランキー、金子ノブアキ、佐藤二朗ら個性派俳優が勢ぞろい。一筋縄ではいかない家族の物語が胸に響く。

(C) 2017「blank13」製作委員会

<ここがイイ男!>

ブレイクのきっかけとなったテレビドラマ「カルテット」の面倒くさい男や、NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」の嫌われ者など個性的な役柄を演じてきた高橋一生。子役からの芸歴も長く、どんな役でもこなせる演技派俳優としても知られ、『嘘を愛する女』のデキル女に尽くす魅力的なヒモ男役はもとより、本作の父親を許せないながらも面会に行く心優しい主人公役にも、彼の本来の人のよさがにじみ出ている。高橋の一番の魅力は、あのくしゃっとした子犬のような無邪気な笑顔。父を憎みたいのに憎みきれない主人公の葛藤を表現しながらも、時折見せる宝石のような彼の笑顔にノックアウトされる。

締めの一言

ピカピカでピュアな笑顔が心を溶かす

映画『blank13』は2月3日よりシネマート新宿にて、2月24日より全国順次公開

『マンハント』

(C) 2017 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved.

<見どころ解説>

高倉健の主演で映画化された西村寿行の小説「君よ憤怒の河を渉れ」を、『レッドクリフ』シリーズの鬼才ジョン・ウー監督が再映画化したサスペンス。殺人の濡れ衣を着せられた中国人弁護士と、彼を執念深く追い続ける日本の敏腕刑事。敵同士として対峙する彼らの関係は、巨大な陰謀が明らかになるに連れて変化し始め……。ウー監督ならではの様式美的なアクションに加え、大阪を中心にした日本ロケ、アジアのスターの競演も見どころ。

(C) 2017 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved.

<ここがイイ男!>

『るろうに剣心』シリーズで本格的なアクションに挑んだ福山雅治が、よりハードに、よりタフに立ち回る! 刑事役にふんした本作では、これまで以上にフィジカルな演技で、男の魅力をアピール。銃撃の下を駆け抜けて俊敏に反撃に転じる勇姿はもちろん、走る・跳ぶなどのアクティブな姿に魅せられる。とりわけ、容疑者と手錠でつながったままでの格闘やガンアクションは圧倒的にダイナミック。一方で、戦い以外の場面ではクールだからギャップ萌えも必至。普段は物静かだが、動くときはトコトン動く。こんなフクヤマ、見たことない!

締めの一言

本当のイイ男は言葉ではなく肉体で語る!

映画『マンハント』は2月9日より全国公開

『今夜、ロマンス劇場で』

(C) 2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会

<見どころ解説>

スクリーンの中から現実の世界に飛び出したお姫様と、そんな憧れの姫に振り回される映画監督志望の青年を、綾瀬はるかと坂口健太郎が演じるロマンチックコメディ。ヒロインに触れると消えてしまうという恋の障害を前に、悩みながらも惹(ひ)かれ合っていく二人の姿を、『のだめカンタービレ』『テルマエ・ロマエ』シリーズを手掛けた武内英樹監督がコミカルかつファンタジックに描き出す。北村一輝演じるキザで超ポジティブな映画スターや、名作映画へのオマージュが楽しい!

(C) 2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会

<ここがイイ男!>

強気なお姫様・美雪よりも、愛しい彼女に振り回されながらも健気に尽くす映画青年・健司こそ、本作ではよっぽどヒロインらしい! そんな役どころを演じる坂口の様々な表情を堪能出来、観ている側も感情を揺さぶられる。映画の中の美雪を観ながら目をうるませたり、映画から飛び出してきた美雪に心底驚いたり、脚本が採用されて大喜びしたりと表情をくるくると変える。とくに、美雪に見せる人懐っこい笑顔は坂口の真骨頂。いま、好青年を演じさせたら坂口の右に出る者はいないのでは、なんて褒めすぎか。レトロなファッションでも隠しきれないスタイルの良さもさすが!

締めの一言

子犬のようなカワイイ笑顔に心を撃ち抜かれる!

映画『今夜、ロマンス劇場で』は2月10日より全国公開

『リバーズ・エッジ』

(C) 2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

<見どころ解説>

岡崎京子が1990年代に手掛けた伝説の青春コミックを、『ナラタージュ』の行定勲監督と『私の男』の二階堂ふみがタッグを組んで映画化。暴力的な彼氏に嫌気がさしながらもなんとなく交際を続けるヒロインを中心に、河原に放置してある死体を心の支えとしているゲイの同級生や過食嘔吐の秘密を持つモデルの下級生など、欲望や孤独を抱えながら生きる高校生たちの姿を描く。岡崎と同じく90年代サブカルのアイコンで、岡崎とも親交がある小沢健二が担当している主題歌にも注目!

(C) 2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

<ここがイイ男!>

ヒロイン・ハルナの同級生で、激しいいじめにあっているゲイの山田を演じているのが吉沢亮。大きな目に高い鼻の均整のとれた芸術的な美しさは、死体を心の支えにするような、退廃的で屈折した心を持つキャラクターにぴったり。秘かに想いを寄せる同性の先輩を見つめる哀しいまなざしや、ゲイであることを隠して後輩女子とデートするときの氷のような冷たい目に、ゾクゾクしながらも思わずうっとりしてしまう。これほどの美ぼうなら、ひとりの女の子の運命を狂わせるのも納得。吉沢のニヒルな美少年ぶりに、原作ファンも満足するはず。

締めの一言

傷だらけの姿すら美しいとは!

映画『リバーズ・エッジ』は2月16日より全国公開

『グレイテスト・ショーマン』

(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

<見どころ解説>

19世紀にショービジネスの基礎を築いた米国の興行師P・T・バーナムの半生を描く、絢爛(けんらん)豪華なミュージカル。はみ出し者をショーの人気者にして彼らに自信をあたえ、大衆の支持を得る、そんな彼の成功と挫折の物語が展開。『美女と野獣』の監督を務めたビル・コンドンの脚本をもとに、『LOGAN/ローガン』のヒュー・ジャックマンが主演を務める。『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した作曲家チームによる楽曲にも注目!

(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

<ここがイイ男!>

ヒュー・ジャックマンといえば『X-MEN』シリーズの、ウルヴァリンもイカすが、ミュージカル俳優としての魅力もたっぷり。舞台で実績を残してきたうえに、映画『レ・ミゼラブル』で実力を世界に知らしめたのはご存じのとおり。そんな彼が同作以来、久しぶりにミュージカル映画に挑んだのだから見逃すわけにはいかない。演じるのは、どんな逆境に置かれても笑顔を崩さないポジティブ・キャラ。愛する女性にも、仕事のパートナーにも、気持ちを歌い上げて味方に付ける。こんな美声に言い寄られたら、よろめかない方がおかしい!

締めの一言

素敵なスマイルと美声にイチコロ!

映画『グレイテスト・ショーマン』は2月16日より全国公開

シネマトゥデイ編集部