1月16日から放送がスタートしたドラマ「きみが心に棲みついた」(TBS系)にて、主演をつとめる女優・吉岡里帆。昨年、ORICON NEWSが実施した「2017上半期ブレイク女優ランキング」で1位を獲得するなど、今もっとも旬な女優の一人となりました。そんな吉岡のブレイクにはある「キーマン」の存在がきっかけとなっているようです。そこで今回は、芸能人の「キーマン」となった人物とそのエピソードについて紹介します。

“セリフなし女優”からブレイク女優へ。きっかけとなったのは、あの人の言葉

吉岡のキーマンとは、「きみが心に棲みついた」の共演者で、現在、人気急上昇中の個性派俳優・ムロツヨシのこと。1月13日に都内で開催された作品の制作発表会見にて、吉岡はムロツヨシとの不思議な縁について語っています。

吉岡によると、自身が初めてヒロインを演じる映画や初めて出演するドラマといった“記念作”で、必ずムロツヨシと共演しているとのこと。2015年2月公開の映画『幕が上がる』でも共演していますが、その撮影期間中、ムロツヨシから思いがけない言葉をもらったことを明かしています。

「(映画『幕が上がる』で)セリフが一つしかなくて、存在感も出せないし、個性も出せなかったので、ムロさんに『私はどうしたらいいんでしょう?』と相談したんですね。『現場でできることがもっとたくさんある。現場でできることをもっともっと考えて。まだまだやれることあるから』と言われて」(吉岡里帆)

ムロツヨシの言葉をきっかけに、「私、何も努力できてなかったんだ」と気がついた吉岡は、その後がむしゃらに頑張るようになったそうです。吉岡のやる気に火をつけ、結果的に人気女優にまで押し上げたムロツヨシ。もともと吉岡に素質があったことを差し引いても、ムロツヨシが吉岡にとってキーマンであることは、間違いなさそうです。

GACKTとブラックマヨネーズの知られざる感動秘話

ミュージシャンで俳優のGACKTは、過去にお笑いコンビ・ブラックマヨネーズを「命の恩人」と称賛しています。

それは、2016年11月6日放送のバラエティ番組「誰だって波瀾爆笑」(日本テレビ系)に、ブラックマヨネーズがゲスト出演した時のこと。番組中盤、GACKTがVTR出演し、ブラックマヨネーズに救われた経験があることを明かしました。

GACKTは、2012年1月に日本公開された米国のファンタジー・アクション『BUNRAKU ブンラク』で、ハリウッド進出を果たしていますが、その撮影は2ヶ月間にも及ぶ過酷なものだったそう。「ハリウッド1年生で、(周囲からの)扱いも1年生だった」「(力の抜きどころがわからず)いっぱいいっぱいで、あと1か月続いたらダメかも……」と、当時の様子について話しています。

そんな時、漫才コンテスト「M-1グランプリ」でネタを披露するブラックマヨネーズの映像を見たところ、一気に心境が変わったのだとか。

「同い年の2人がすっごい頑張っていて、すっごい面白くて。辛かった気持ちを助けてくれたし、笑っていることで救われた」とGACKT。その後、前向きな気持ちで撮影を乗り切ることができ、「もし、あそこで諦めていたら、GACKTを辞めていたのかな。そういう意味で命の恩人」とも語っています。

輝かしい成功の裏には人の支えがある

加藤浩次の恩人となったのは、芸能人に電話番号を教えないことで有名な元SMAPの香取慎吾。加藤は、2006年に相方・山本圭壱の解雇により、落ち込んでいた際に「僕は加藤さんのこと、応援していますから」と香取から励ましの電話があったことを、2017年11月29日放送の「おじゃMAP」(フジテレビ系)にて語り、話題を呼びました。

ドラマ「仮面ライダー555(ファイズ)」(テレビ朝日系)の撮影時、綾野剛の“役者魂”に火をつけたのは石田秀範監督。セリフが合っているにも関わらず、23回の撮り直しをさせられた綾野は、「すべてのはじまりは、石田監督の23テイクです」と2015年10月10日放送の「サワコの朝」(TBS系)で感謝の気持ちを表明しています。

誰もが、一人では成功できないもの。人と人の絆の強さを、身にしみて感じるエピソードばかりですね。これからもそんな俳優たちの活躍や“絆”エピソードから目が離せません。

(文/おがたま)