人気ドラマシリーズ「SUITS/スーツ」のレイチェル役で知られるメーガン・マークルがイギリスのヘンリー王子と今春、結婚しますね。女優からロイヤルファミリーの一員へ。リアルシンデレラストーリーを地でいく彼女をはじめ、ハリウッドの“プリンセス物語”をご紹介します。

ニュープリンセス誕生、メーガン・マークル

「SUITS/スーツ」のレイチェル役で人気となったメーガン・マークルがヘンリー王子と交際をスタートさせたのは2016年夏、共通の友人からの紹介がきっかけ。出会ってから急速に惹かれあったふたりはその後、必ず2週間に1度はデートする仲に。

これまでモデルやTV司会者など数々の女性と浮名を流し、兄ウィリアム王子よりも奔放なイメージがあるヘンリー王子だけど、慈善活動に熱心で知的な年上のメーガン(ヘンリー王子は年上好き)にすっかり夢中の様子。当初、アフリカ系アメリカ人と白人のハーフで、バツイチのメーガンに対してネガティブな報道もあったものの、ふたりはそんな逆行を乗り越えてめでたく婚約となりました。

メーガンはTV局で働いていた父親、メイクアップアーティストの母親の間にハリウッドで生まれ、LAの名門女子校を卒業後、ノースウェスタン大学へ進学。演劇と国際学を専攻し、優秀な成績を修めた才女。インターンとしてアルゼンチンのアメリカ大使館で働いていた経験もあり、国際的な感覚も十分持ち合わせているので、今後の公務も問題なさそう。

キャサリン妃に負けずハイセンスなオシャレでも注目されているメーガンだから、5月の結婚式で着るウェディングドレスのデザイナーは誰が選ばれるのかが目下の話題!

元祖プリンセスと言ったらやっぱりグレース・ケリー

女優から王室へということで注目されているメーガンだけど、その元祖と言えばやっぱりグレース・ケリーですよね。1949年に女優デビューし、アルフレッド・ヒッチコック監督作品の常連となってスターダムを駆け上がり、1955年には『喝采』で念願のアカデミー賞主演女優賞を受賞。同じ年のカンヌ映画祭でモナコ公国レーニエ大公と出会ったふたりは翌年の4月に結婚式を挙げます。

グレースは女優として絶頂期に潔く芸能界を引退し、王妃としての道を歩んだのですね。以降、ショービズとは一切関係ない世界でモナコ公国を陰に陽に支えたことはご存じの通り。

Photo/Getty Images グレース・ケリー

王室入りではないけれどお相手は桁違いの大富豪!

まだ結婚は決まっていないけれど、結婚間近!? と騒がれているのがサウジアラビアの大富豪ハッサン・ジャミールとの交際が公になった歌姫リアーナ。ハッサンはリアーナと同じ29歳で、サウジアラビアの自動車や建設機械販売などを担う世界的有力企業アブドゥル・ラティフ・ジャミール(日本法人もあり)の御曹司で副社長。総資産は1000億円を超えると言われています。

昨年1月から交際を開始し、昨年12月にはリアーナが巨大なダイヤモンドリングを左手薬指にしているのが発覚し、婚約したのでは!? と大注目を浴びています。出会いのきっかけはどうやらハッサンの元カノのナオミ・キャンベルで、ナオミがハッサンと交際中にリアーナを紹介し、破局後にふたりが急接近した模様。リアーナもトップシンガーゆえお金目当てではないと思いますが、“アラブの大富豪”に嫁ぐとしたら、超シンデレラストーリー!

Photo/Getty Images リアーナ

大統領と結婚して夢のファーストレディに!

2012年までフランス大統領を務めたニコラ・サルコジの3番目の奥さんとなったのがフランスの歌手でモデルのカーラ・ブルーニ。映画好きの方には『ぼくを葬る』(2005年)や『人間の値打ち』(2014年)などのヴァレリア・ブルーニ・テデスキの妹と言うとよりわかりやすいかも。彼女たちの一家は裕福ではあったけれど、やっぱりファーストレディには誰でもなれるものではないから特別です。

ふたりは2007年、サルコジ大統領が開催したディナーパーティーをきっかけで恋仲に。当時、カーラは39歳のシングルマザー、サルコジは1か月前に前妻との離婚が成立したばかりのバツ2の現職大統領というわけで、このニュースは大きな話題になりました。翌年には結婚し、2011年には女児が誕生しています。

カーラは現在もシンガーとして活動中。ちなみにサルコジの弟の銀行家オリヴィエ・サルコジは「フルハウス」の元子役、メアリー=ケイト・オルセンと結婚しています。

男性スターも! 逆玉の輿ストーリー

プリンセス&シンデレラストーリーを紹介してきましたが、男性スターにも逆玉の輿と言える結婚をした人も。まず、カリフォルニア州知事を務め、退任後はハリウッドに復帰したアーノルド・シュワルツェネッガー。

1968年、本格的にボディビルダーをするために単身オーストリアから渡米した時は英語も流暢ではなく、所持金もわずか。そんなシュワちゃんは1984年の『ターミネーター』で大ブレイクし、アクションスターとして大成功を収めた後、アメリカのロイヤルファミリーと言われることもあるケネディ一族のマリア・シュライヴァー(ケネディ元大統領の姪)と1986年に結婚。シュワちゃんの浮気が原因で2011年に離婚してしまいますが、彼がカリフォルニア州知事として活躍できたのは奥さんの陰ながらの助力もあったはず。

初代『スパイダーマン』(2002年)のトビー・マグワイアも、ユニバーサル・ピクチャーズの社長令嬢と結婚し、逆玉の輿婚と言われました。すでにスターとして成功した後だったので逆玉というのもおかしいかもしれませんが、トビー自身、両親の離婚によって各地を転々として過ごし、決して裕福とは言えない家庭で育った苦労人だから、そう言われたのかもしれませんね。トビーも2016年に離婚し、現在はシングルライフを送っています。

そういえばトランプ大統領のメラニア夫人も、ユーゴスラビア出身の元モデルなのでシンデレラストーリーの主人公のひとりと言えるかもしれませんね。ちなみにトランプ大統領はヘンリー王子とメーガン・マークルの結婚式には招待されていないそう。メーガンが選挙時、クリントン候補を支持していたからかも?

文=安藤千晴