昨年末、空港に出迎えたファンひとりひとりと丁寧に接し、サインやツーショット撮影なども気軽に応じたことで「神対応!」と評判になったのは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017年)のプロモーションで来日したマーク・ハミルでした。お高く止まったりせず気さくに対応してくれる、そんなスターたちの“神対応”エピソードをご紹介します。

出会う人がみんな「神対応!」と口を揃えるトム・クルーズ

ファンやスタッフに対して気さくに接することで知られているトム・クルーズは神対応エピソードに事欠かない人。来日するたびに空港やレッドカーペットで1時間以上かけてゆっくり丁寧にファンサービスするのは当たり前。通訳を務める戸田奈津子さんにバースデーケーキやお歳暮を贈ったり、宣伝スタッフや取材スタッフひとりひとりと握手を交わしたり、ホテルマンにお礼の花束を贈ったり……。

そんないい人伝説てんこ盛りなトムが昨年、シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル フォールアウト』を撮影中のパリで、集まった市民やファンのためにわざわざ撮影を中断し、写真撮影タイムをもうけたのだそう。さすがトップスター! ちなみにウィル・スミスやジョニー・デップも空港やレッドカーペットでの丁寧なファンサービスが神対応としていつも話題になります。

Photo/Getty Images

キアヌ・リーヴスは乗客の超過料金を肩代わり

トム様に負けずいい人エピソードが数々あるのがキアヌ・リーヴス。今年1月、「キアヌ、神対応!」とネット上で騒がれたのは、ある人物のSNSへの投稿がきっかけ。それは彼と妹がとある空港で荷物の超過料金を支払えずに困っていたところ、偶然同じ便に乗る予定だったキアヌが、その料金を肩代わりしてくれて無事搭乗できたというもの。

キアヌはその後、機内で件の兄妹と一緒に記念撮影にも応じているのが微笑ましいですよね。他にもキアヌは『マトリックス』シリーズのスタントチーム全員に高級バイクのハーレイ・ダヴィッドソンをプレゼントしたり、顔パスで入れる人気クラブにもちゃんと他の一般人と一緒に並んで待つ姿が目撃されたりと、いい人なのです。

Photo/Getty Images スター然としていないのもキアヌの魅力

ファン思いで有名なテイラー・スウィフト

ロンドンやニューヨークの自宅にファンを招いてパーティーをしたり、自宅で最新アルバムの視聴会を開いたり、ファンのライブ配信を視聴してコメントを残したり、ファンの家をサプライズ訪問したり、ファンの子がいれば自分から声をかけに行って何パターンもポーズを撮って写真撮影に応じたり……これらは全てテイラー・スウィフトの神対応。ファンとの距離が近いことで有名な彼女の最新神対応エピソードは、妊娠中にホームレスになってしまったファンの自宅購入費用を援助したこと。

昨年、マンチェスター公演に訪れたファンのひとり、ステファニーさんの母親から窮状を訴える手紙を受け取ったテイラーは、ライブ終了後にステファニーさんを楽屋に招待し、チケットの返金を申し出たのです。さらに、自宅やベビー用品などを購入する費用を援助してくれたそう。ステファニーさんは具体的な金額は明かしていないけれど、こんな親切をしてもらってさぞや大感激だったに違いありません。

ファンの無茶ぶりにも応えるお茶目なトム・ハンクス

アカデミー賞主演男優賞を2度受賞している名優トム・ハンクスは、ファンの無茶ぶりにも快く対応してくれるナイスガイ。

トムはレストランで出会ったファンに、「酔ったふりをした自分と一緒に食事をしているテイで写真を撮ってほしい」とおねだりされてノリノリで快諾。テーブルに突っ伏したファンを冷やかすようなポーズを取ったり、酔って寄りかかってくる(振りをした)ファンに困った顔をしたり、トムの“即興演技”付の撮影会を繰り広げました。

トムの写真に関する無茶ぶりエピソードでは、こんな話も。友人とまた別のファンは、“セレブに手紙を出して一番速く返信が来た人が勝ち”という賭けをしたファンが、自撮り写真とともに「私の自撮り写真を持ってあなたが自撮りした写真を送ってほしい」とトムにファンレターを送ったのです。数週間後、トムは彼女の写真を持った自撮りの写真を返信してきたのです。しかも「髭が伸びていて申し訳ないんだけど、撮影のために剃れないんだ」などと書いた手紙付き! 

他にも無茶ぶりとは違うのですが、自分がこれまで演じたキャラクターを水彩絵の具で描いたスケッチブックを送ってくれたイタリア在住のファンのところまで出向いたトムは直接お礼をした上、後日、そのファンにタイプライターを贈ったというエピソードもあり。お茶目でいい人!

この人のファンで良かった! と思えるようなほっこりするエピソードばかりですよね。もしかしたらトップスターほど気取らず気さくなのかもしれません。

文=安藤千晴