心ときめくキスシーンは、ラブストーリーの見どころの一つです。通常のシーンを撮影する時と比べて俳優たちもナーバスになるのか、キスシーンにまつわるエピソードには、ユニークなものや衝撃的なものが散見されます。2018年3月10日公開の『坂道のアポロン』の予告編では、知念侑李と小松菜奈のキス寸前の様子が早くも話題になっています。そこで今回は、これまで話題になった「キスシーン」のエピソードについてご紹介します。

大量の雨水が口に!? ディーン×貫地谷しほりが決死の思いで演じた、キスシーン

『坂道のアポロン』で主人公たちが兄のように慕う桂木淳一を演じ、劇中でのトランペット演奏も話題を集めている俳優のディーン・フジオカ。ディーンは、2017年6月に公開された映画『結婚』にて、端整なルックスと甘い言葉で女性を惑わす結婚詐欺師・古海を演じました。作中、古海と貫地谷しほり演じる古海の妻・初音が、雨の中キスを交わすというロマンチックなシーンがありますが、実は撮影中、予想外な出来事が起きたようです。

その出来事が明かされたのは、映画公開初日の舞台挨拶でのこと。該当のキスシーンを振り返りつつ、貫地谷は「おぼれそうでしたね」と意外すぎる発言をしました。この発言の真相は、高身長のディーンに合わせ、顔を上に向けたところ、大量の雨水が口に流れ込んできたというもの。女性なら誰もがうらやみそうなディーンとのキスシーンですが、実際に演じた貫地谷は、大変な思いをしたようです。

衝撃的なキスシーンも“特に抵抗なし”? 菅田将暉×小松菜奈

『坂道のアポロン』では、知念演じる主人公・西見薫が想いを寄せる同級生・迎律子役で出演している小松菜奈。本作での知念とのキスシーンに注目が高まっていますが、過去にはキスシーンでこんなエピソードも。東京から田舎町に越してきた美少女と地元の少年の恋を描いた2016年公開の映画『溺れるナイフ』では、俳優・菅田将暉と衝撃的なキスシーンを披露しています。そのキスシーンとは、菅田演じる航一朗が、小松演じる夏芽の顔にツバを吐きかけ、さらには首を絞めてキスするというもの。この前代未聞ともいえるキスシーンに、驚いた観客は少なくないでしょう。

菅田と小松は、映画公開初日の舞台挨拶に登壇し、この一連のしぐさが監督を務めた山戸結希からのリクエストだったことを明かしています。しかし、事前に夏芽(小松)の顔を舐めるシーンも撮影していたことから、キスシーンに対して大きな抵抗を感じなかったそう。ちなみに、本作の撮影は17日間というタイトな期間で行われ、小松は撮影を振り返りながら「いつも明日死ぬんじゃないかと思っていた」とコメントしました。

キスシーンにまつわる知られざる苦労談

現在放送中のドラマ「トドメの接吻(キス)」(日本テレビ系)も、俳優・山崎賢人のセクシーなキスシーンがたくさん盛り込まれていることから、女性たちの注目を集めています。同作では、人気女優の門脇麦が、山崎演じる孤高のホスト・堂島をキスによって死の世界に追いやる“謎の女”を怪演しています。

演技力が高く、着実に実力派女優への道を進んでいる門脇ですが、“普通の女の子”としての一面も強く残しているようです。門脇は、2016年7月3日放送のトークバラエティ番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演した際、「(キスシーンの撮影があった日は)家に帰って、ふと今日のこととか思い出して、ちょっと傷つく」「(キスシーンに)毎回傷つきます。で、だいたいお風呂で泣いてすっきり、みたいな」と、キスシーンにまつわる苦労を明かしています。

映画やドラマのキスシーンはロマンチックで見どころのひとつですが、演出や撮影する環境によってハプニングはつきもの。3月10日に公開される『坂道のアポロン』では、知念演じる高校生の薫が、中川大志演じる「札付きの不良」川渕千太郎との友情、小松演じる心優しい律子との恋、そしてジャズ音楽を通して成長していく、輝かしい青春の日々が描かれます。しかし、薫は律子に恋をするものの、肝心の律子の気持ちは千太郎に向いていて……? 彼らの恋愛事情や、気になる薫と律子のキスシーンはどうなるのでしょうか。ロケを敢行した長崎県・佐世保の美しい風景の中で綴られる恋模様にも、ぜひ注目してみてください。

(文/おがたま)