独自の立ち位置を確立した関ジャニ∞を筆頭に、人気急上昇中のジャニーズWESTなど、近年グッと存在感が増している関西ジャニーズJr.出身の面々。『羊の木』(2018年)の錦戸亮や、『曇天に笑う』(3月21日公開)の中山優馬、『溺れるナイフ』(2016年)の重岡大毅など、注目作への出演が続き、映画界でも一気に台頭しているんです。

映画やドラマに引っ張りだこ! 俳優としても頭角を表す小瀧望

若手にも広がっている関西ジャニーズの勢い。中でも注目株の1人が、ジャニーズWESTの小瀧望です。元々はHey! Say! 7WESTというグループのメンバーだった彼は、2014年にジャニーズWESTとしてCDデビューを果たし、活躍の場を全国区へと広げました。

そんな小瀧が一躍脚光を集めたのが2016年放送のドラマ「世界一難しい恋」です。大野智演じる社長の部下で、発言が軽めの軟派な若手社員を愛嬌たっぷりに好演すると、2017年のドラマ「炎の転校生 REBORN」では、主演を務め、トサカ頭の硬派なヤンキー役でアクションにも挑戦。現在放送中の「もみ消して冬〜我が家の問題なかったことに〜」でも、生真面目な警察官をどこかコミカルに演じ、幅の広い演技を武器にメキメキと頭角を現しています。

(C)2018映画「プリンシパル」製作委員会(C)いくえみ綾/集英社

そして待望の映画初主演となったのが、いくえみ綾の少女漫画を映画化した『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(3月3日公開)です。家にも学校にも居場所を失くした黒島結菜演じる女子高生・糸真が、転校先の学校でタイプの異なるモテ男子2人組と出会い、恋に落ちていく姿を描く本作。

小瀧は、糸真と仲良くなる2人組の1人で、クールな俺様系男子の弦を演じています。態度はぶっきらぼうだが、実は友人思いという一面を持つ弦を、小瀧は、乱雑な口調と温かみのある眼差しで自然に表現。初挑戦となった王道のラブストーリーで、またもや演技の幅を広げています。

主演映画2本&CDデビュー! 大ブレイク中の平野紫耀

そしてもう1人、今、最もキテるといっても過言ではないのが、この春にCDデビューが控えるKing & Princeの平野紫耀です。名古屋出身の平野は「BOYS AND MEN」の初期メンバーを経て、2012年に関西ジャニーズJr.入りを果たした異例の経歴の持ち主。2016年には、19歳で福岡・博多座最年少座長を務めるなど、一目を置かれた存在なんです。

そんな急ブレイク中の平野の一番の武器は、整った顔立ちと柔らかい雰囲気から醸し出される王子様オーラ。2018年は少女漫画原作モノへの出演が相次いでおり、その魅力を演技にも活かしています。

(C)目黒あむ/集英社 (C)2018「honey」製作委員会

映画初主演となった『honey』(3月31日公開)は、平祐奈扮する不良が大の苦手なヒロインと、学内イチの不良の恋の行方を描いたラブストーリー。平野が演じるのは、真っ赤な髪と鋭い目つきで周囲に怖がられているが、根っこは超ピュアな不良・大雅です。

眉間にしわを寄せて啖呵を切ったり、喧嘩に明け暮れたりという怖~い一面も見せますが、やはり見どころは王子様感あふれるシーンの数々。告白にバラの花束を用意するような一見キザな行動でも違和感がないのは、さすがジャニーズです。

また、『ういらぶ。』(2018年公開)では、ヒロインのことが好きすぎて、冷たい態度をとってしまうドSな主人公、ドラマ「花のち晴れ〜花男Next Season〜」では、カッコつけだが、実はヘタレな御曹司と、新たなテイストのキャラクターへの挑戦が続く平野。俳優としての成長にも期待が集まります。

ドラマ「母になる」(2017年)の道枝駿佑や、『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』(2017年)の西畑大吾など、今やその活躍は、小瀧や平野が巣立った「関西ジャニーズJr.」のメンバーにまで及んでいます。2018年も彼らを筆頭にその動向に目が離せません!

(文/スズキヒロシ・サンクレイオ翼)