2月7日に放送されたラジオ番組「山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、かつて自分にきた映画のオファーについて語った。そのオファーというのは、女優の戸田恵理香と俳優の松田翔太が主演をつとめた2009年公開の『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』への出演だったそう……。

今回は、そんな山里のエピソードを紹介しつつ、同様に映画のオファーを断ってしまった芸能人たちについて紹介しよう。

山ちゃんはノリノリだったにもかかわらず…

「ライアーゲーム」といえば、人気コミックの実写版で、テレビドラマの放送を経て映画化された人気作品だ。オファーを受けた時、山里本人は、かなり乗り気だった。しかも、自分で原作を全巻揃え、誰を演じるのか想像しながら読むほどだったそう。

しかし、当時のマネージャーは、演技経験がない山里には無理だと判断。「荷が重い」「迷惑をかける絵しか浮かばない」という理由で、山里本人に許可なく出演オファーを断ってしまったそうだ。

ちなみに山里は自分が演じる予定だった役は、俳優の鈴木浩介が演じた「福永」役だと予測していたそう。福永というキャラクターは、きのこカットに黒ブチ眼鏡。見た目が山里にそっくりなキャラクターだ。もしマネージャーが出演オファーを断っていなければ、俳優・山里亮太の姿をスクリーンで目にすることができたのかもしれない。

土屋太鳳は「かわい過ぎる」を理由にNG?

漫画の実写作品で出演をためらっていたのは、女優の土屋太鳳だ。土屋は昨年主演を務めた『兄に愛されすぎて困っています』で主演をつとめているが、実はオファーを3度断っていたそう。

土屋演じる主人公は、突然モテ期が訪れ、“兄系イケメン”たちに愛される女子高生。しかし当初は「私にはこんな可愛い女の子の役は出来ない」からと断っていたと2017年6月16日放送の「ZIP!」(日本テレビ系)に出演した際に告白している。

土屋はブログでも、「今まで出会った役の中で一番お手上げ状態だった」と綴っていることから、大ヒットとなった同作への出演は土屋にとって、大きな分岐点となったのかもしれない。

人気ドラマ・映画の裏に隠された上戸彩の複雑な心境

さらに、ドラマ・映画ともにヒットした「昼顔」で主演を務めた上戸彩も、当初は出演を断っていたことを2017年6月5日放送の「めざましテレビ」(フジテレビ系)にVTR出演した際に告白している。

上戸は本作で、夫がいながら既婚者の男性に惹かれていく複雑な気持ちを抱えた女性を好演。そんな上戸が出演をためらっていた理由は、「恋愛している自分を客観視したことがないし、恋愛の表現が分からないので苦手分野だ」と説明。また「不倫は嫌」という自身の倫理観も理由の一つだったようだ。

しかし監督の西谷弘氏は、そんな上戸の気持ちが主人公とリンクしていると説明。「その気持ちのままクランクインしてください」と説得され、出演を決めることになったそう。作中ではそんな上戸の揺れる気持ちが、よりリアルな演技へとつながり、大ヒットを記録した。

 オファーを断ることで、役者としてのキャリアが大きく左右されることもあるだろう。山里のように大作への出演オファーがありながら、実現できなかったキャスティングも、まだまだ沢山ありそうだ。

(文/相場龍児)