ハリウッド・エンターテインメントを代表するブランドとして、すっかり定着しているマーベル。2018年も記録的ヒットをマークした『ブラックパンサー』に続き、4月27日に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、6月には『デッドプール2(仮)』、「スパイダーマン」のスピンオフ『ヴェノム』も12月に公開と、その勢いは増すばかり。加速を続けるマーベル映画の、今後の公開予定作を紹介しよう。

物語は現在フェーズ3へ!

マーベル映画のメインストリームが、マーベル・スタジオによる“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”だ。『アイアンマン』からスタートしたMCUは、多彩なヒーローたちを同じ世界で展開するクロスオーバー。ヒーローたちの誕生を描いたフェーズ1、ヒーローたちが本格的に共闘するフェーズ2に続き、現在は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から始まったヒーローたちの確執を描くフェーズ3が進行中だ。

最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、宇宙を破壊する力を秘めたインフィニティ・ストーンを巡り、ヒーローたちが宇宙の生命体を半数にしようと企む最悪の敵サノスに挑む。本作では、ガーディアンズの面々やドクター・ストレンジら、新メンバーも加わったアベンジャーズが繰り広げる壮大なバトルに注目したい。

今後フェーズ3には、夏公開予定の『アントマン&ワスプ』、2019年公開予定の『キャプテン・マーベル(原題)』、そして最後を飾る『アベンジャーズ4(仮題)』がラインナップされている。クライマックスに向けますます目が離せない展開を見せるだろう。

初登場の『キャプテン・マーベル(原題)』は、マーベル映画初の女性ヒーローもの。若きオスカー女優ブリー・ラーソンが、主演することも話題だ。続く新たなフェーズには、2019年公開の『スパイダーマン2(仮題)』の他『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮題)』など注目作が発表済み。制作予定の『ブラックパンサー2(仮題)』を含め、お楽しみはまだまだ続く。

アンチヒーローの活躍は必見

2017年に新たにMCUに加わったのが、マーベルでもトップクラスの人気を誇るスパイダーマンをリブートした『スパイダーマン:ホームカミング』。続編となる『スパイダーマン2(仮題)』はMCUとしてラインナップされているが、もしかしたらそれとは別のユニバースにもリンクする可能性もある。

別のユニバースとは、長年スパイダーマン映画を手がけてきたソニー・ピクチャーズの“ソニー・マーベル・ユニバース(SMU)”。スパイダーマンを中心に独自の世界を展開するSMUの第1弾が2018年12月に公開される『ヴェノム』なのだ。

タイトルロールのヴェノムは、2007年の『スパイダーマン3』にも登場したスパイダーマンの強敵で、トム・ハーディが演じている。異星からの寄生生命体が生み出すヴィランをどう映画化するのか? 新たなアンチ・ヒーロー誕生に期待したい。

「アベンジャーズ」シリーズと人気を二分する「X-MEN」シリーズも見逃せない

さまざまな能力を持つミュータントが、二つの勢力に分かれ過酷なバトルを繰り広げる——時空を越え壮大なドラマを形成する「X-MEN」シリーズも、人気のマーベル映画シリーズ。その最新作が、2018年公開の『X-MEN:ダーク・フェニックス(原題)』だ。

今作より、初期映画シリーズのヒロインだったジーン・グレイことダーク・フェニックスがドラマの中心になる。演じるのは『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズのソフィー・ターナー。そして、本作ではハリウッドを代表する演技派女優ジェシカ・チャステインがヴィラン役で出演する。

他にも若きミュータントたちを描く『X-MEN:ザ・ニュー・ミュータンツ(原題)』、荒くれミュータントが活躍する『ガンビット(原題)』と2本のスピンオフも2019年に公開予定。かつてウルヴァリンと激突した二刀流のお騒がせ野郎が大暴れする、人気作の第2弾『デッドプール2(仮)』は6月の公開だ。

さらに、マーベル傘下のアイコン・コミックス作品を映画化したスパイ・アクション『キングスマン』も第3弾を構想中。こちらもスピンオフを含むユニバース化を検討中と嬉しいニュースも聞こえてきた。さらに広がり続けるマーベル作品から目が離せない!

文=神武団四郎/SS-Innovation.LLC