原作小説とコミカライズがシリーズ累計135万部突破し、実写映画版では桜庭ななみ、土屋太鳳などを輩出。本格派女優の登竜門として高い注目を集めている『人狼ゲーム』シリーズの新章『人狼ゲーム インフェルノ』が完成した。本作の主演は、non-no専属モデルとして活躍しながら、週刊ヤングジャンプや週刊プレイボーイといった数々の男性誌でも表紙を飾り、男女を問わず人気を集める武田玲奈。彼女が演じるのは、クラスメイト10人で殺し合う「人狼ゲーム」に強制参加させられた野々山紘美(ののやま・ひろみ)。友達をその手で惨殺しなければいけない“人狼”の役職を与えられた紘美は、残虐なデスゲームを勝ち残るべく模索する。シリーズ史上もっとも緊迫した演技を披露し、女優として新境地を開拓した武田玲奈にお話を伺った。

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ブレイクの登竜門“人狼ガール”に挑む

Q:『人狼ゲーム』シリーズの主演を務める“人狼ガール”は、ブレイクの登竜門と呼ばれています。本作に起用されたときのお気持ちは?

このシリーズをもともと知っていたので、長いシリーズの7代目に選ばれて、素直にすごく嬉しかったです。それと同時に、この映画は結構ハードな内容ですから、私に務まるかな? という不安もありました。

Q:当初、紘美は“人狼”の役割に戸惑っていましたが、次第にその役割を受け入れていきます。その心の変化に関して、監督とどのようなお話をされたのですか?

紘美は正義感が強く、「人狼ゲーム」に否定的だったのですが、ゲームが進んでいくうちに、少しずつ変化していこうと思いました。監督とは「最終的には自分が生きるためだけに勝つという、シンプルな生き方になったら良いね」といったお話をしました。

Q:そのほかに、監督から演技指導されたことは?

設定やキャラクターが変わっているので、リアリティを出すため、投票のシーン(※「人狼ゲーム」では、最多得票者が処刑される)は話し合いながらではありますが、アドリブを交えて自由にやらせていただきました。

Q:誰を指差す(処刑される人物)かは、決まっているんですよね?

撮影が始まる段階で、数人しか決まっていませんでしたね。結果が変わらないように気を付けながら、演じました。

Q:演じている方々も予想外に指を差されて、“まさか自分が!?”となってしまうわけですか! 緊張感あふれるシーンに仕上がっているのも頷けます。緊張感あふれるシーンといえば、ほかにも返り血を浴びるシーンがありますが、あの血は実際は甘いシロップのようなものでしょうか?

口に入れるものは、そういう味がするみたいです。

Q:それでは、口から血を吐きながら死ぬキャラクターを演じていらっしゃる方は……

遠くのほうでイチゴの味がするって言っていましたね(笑)。

Q:『人狼ゲーム インフェルノ』の特報映像が解禁されたときは、TVドラマ『人狼ゲーム ロストエデン』のネタバレを防ぐため、武田さん以外の出演者にモザイク処理が施されていました。あの映像を初めてご覧になったとき、どう思いましたか?

なんじゃこりゃ、と思いました(笑)。でもモザイクを全部なくしてしまったら、ネタバレになりますからね。

Q:誰が生き残ったか、丸わかりですものね。

手段として、モザイクは新しいなと思いました(笑)。

一緒にお風呂も! 撮影が終われば和気あいあい

Q:撮影中は合宿のような生活をされていたのでしょうか? 本編はスリリングなシーンの連続ですが、カットの声がかかったときは和気あいあいとした感じだった?

投票のシーンでは集中していましたけれど、撮影が終わった後はみんなで人狼ゲームをしたり、大富豪をやったりしていました(笑)。みんな同じ場所に泊まっていたので、女性キャストたちと一緒にお風呂に入ったこともありました。

Q:本当に、高校の修学旅行みたいですね。

キャストの方々とは約1か月半の間、一緒に過ごしました。TVドラマ『人狼ゲーム ロストエデン』と映画『人狼ゲーム インフェルノ』を続けて撮ったので。

Q:本作で紘美が下した決断をどう思いましたか?

紘美の生き方が正解かどうかは分かりませんが、彼女にとってはそれが正義なんだと思います。強く生きている女性は美しい、というような。これから紘美はキツい人生を歩んでいくと思いますが、彼女のその後を観てみたい気持ちもありますね。

(C)2018「人狼ゲーム」製作委員会

映画『人狼ゲーム インフェルノ』
4月7日よりシネマート新宿ほかにて全国公開
公式サイト:http://jinro-game.net/
配給:AMG エンタテインメント
(C)2018「人狼ゲーム」製作委員会

取材・文/田嶋真理 撮影/横村彰