俳優・菅田将暉と女優・土屋太鳳が主演を務める映画『となりの怪物くん』が、4月27日に公開されます。本作は、菅田演じる超問題児の高校生・春と、土屋扮する冷静で優等生タイプの雫が次第に打ちとけ、心を通わせるまでを描いた青春ラブストーリーです。

不器用でまっすぐな二人の姿を丁寧に描いた秀作ですが、春の個性的なキャラクターを考えると、“王道”のラブストーリーとは少し違ってきそう……。しかしこれは、菅田の出演作品ならではの特徴のようです。

『溺れるナイフ』の、衝撃的なキスシーン。演じた感想は……?

菅田といえば、コミックの実写映画に多数出演している俳優の一人です。2016年には、同名の人気少女コミックを原作とした青春ラブストーリー『溺れるナイフ』に出演。地域を取り仕切る神主一族の息子で、カリスマ性のある高校生・コウを演じています。同作では、女優・小松菜奈演じる美少女の夏芽に惹かれていく姿を好演しましたが、コウと夏芽によるキスシーンは、“衝撃的”と話題に。2017年8月21日にラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)に出演した際、菅田はこのシーンを振り返りながら「まさかのヒロインの首を締めながら、顔面につばを吐くっていう割とクレイジーな……(笑)」とコメント。演じた自らも驚くキスシーンであったと語っています。

同番組では、ゲスト出演した俳優・山﨑賢人に「めっちゃええよな……賢人な。すごい(作品で)恋してるもんな。俺、全然恋さしてもらえへんからさ」、「俺も結構(壁ドン)したい」と話すなど、菅田自身も自分の配役が、ちょっぴり変わった恋愛観のものが多いことを認めています。

『海月姫』で演じたのは、女装男子。知られざる苦労話も

今年ドラマ化もされた、東村アキコのベストセラーコミックの実写映画化作品『海月姫』(2014年)に出演した菅田。演じたのは、オタク女子の月海と友情を育みながらも、彼女に淡い恋心を抱くイケメン・蔵之介です。

蔵之介は“女装”の趣味を持つ人物。作品中での菅田の女装姿は、“可愛すぎる”と注目を集めましたが、役作りには苦労したようです。菅田は2014年12月27日に「王様のブランチ」(TBS系)に出演した際、炭水化物を摂るのをやめて、野菜とフルーツだけの生活に切り替えたダイエットをしたことを告白。女性の服を着ても、違和感が生じないよう工夫したことを明かしています。

映画『となりの怪物くん』では男女の恋模様が描かれますが、こちらも“王道”のラブストーリーとは違ったものになりそうです。菅田が演じるのは行動が予測不能な超問題児で“怪物”と呼ばれる男子高校生・春。しかし、こうした一筋縄ではいかないキャラクターを演じられるのも、菅田の高い演技力があってこそ。本作でも、菅田ならではの、ユニークな恋模様に期待です。

(文/おがたま)