フリーアナウンサーのカトパンこと加藤綾子がドラマ「ブラックペアン」(TBS系)で本格女優デビューを果たし、注目を集めている。同ドラマは、大学病院を舞台にした医療エンターテインメントドラマ。カトパンが演じるのは「治験コーディネーター」の木下香織役で、新薬や医療機器開発の治験の窓口として主人公やそのライバルたちと絡む重要な役どころだ。カトパンのように“意外な”タレントがドラマや映画で俳優デビューし話題となった、最近の事例をいくつか紹介しよう。

「ドッキリかと思った」のフジモンのコメントに納得?

ドラマデビューした中でも、かなり意外な(?)芸能人として挙げられるのが、お笑いコンビ・FUJIWARAのフジモンこと藤本敏史だ。今年4月から放送中のドラマ「あなたには帰る家がある」(TBS系)で初めてレギュラー出演しているフジモンだが、出演者は中谷美紀や玉木宏、ユースケ・サンタマリアなどの人気俳優陣たち。

4月5日に行われた制作発表では「僕、ドラマ初レギュラーなんです。ワンポイントしか出ていないですけど、やっぱりお笑い芸人なので、皆さんにクスっと笑ってもらえたらええな〜って。そんな演技をしているので、今後もドラマをお楽しみにしていてください!」とコメント。しかし、やはり初めてのドラマ出演ということで「やっぱり経験したことがない現場なので、すごい毎回緊張していますね」と本音も。撮影初日はドッキリ番組の「モニタリング」(TBS系)でドッキリにもかけられたそうで、初日から緊張しっぱなしだったようだ。

「だいすけおにいさん、やっぱりステキ!」だいすけロスのママさんも歓喜

また、「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)で人気を集め、降板時には「だいすけロス」でママさんたちを悲しませるほどの人気を持つ「うたのおにいさん」こと横山だいすけは、2017年に動物の生態をもとに事件解決に奔走するコミカル・アニマル・ミステリードラマ「警視庁いきもの係」(フジテレビ系)で俳優としてレギュラー出演を果たした。

番組開始前に「親しみやすい“交番のおにいさん”という感じを出せていけたらいいなと思います」と語っていた通り、じつに自然な演技で楽しませ、SNSでは「だいすけおにいさん、やっぱりステキ!」と、だいすけロスに陥っていたファンを喜ばせた。

RADWIMPS野田洋次郎は「前前前世」の全然前から役者デビュー?

過去をさかのぼると、『君の名は。』(2016年)の主題歌「前前前世」の大ヒットでブームを巻き起こしたRADWIMPSのヴォーカル・野田洋次郎も、ブームとなる以前に映画『トイレのピエタ』(2015年)の主演として俳優デビューしている。

野田はオファーを受けた理由を、自身が演じる園田宏というキャラクターに「運命を感じるほどシンクロしたから」と語り、初めてとは思えないほど自然な演技で、余命宣告を受けた青年の苦悩を見事に表現している。

俳優業以外の場で活躍していた人物が、突然役者デビューとなると、いったいどんな一面を見せてくれるのか、楽しみにしている視聴者もたくさんいるはずだ。これからも、そんな俳優デビューするタレントたちに注目していくことで、いつもとは異なる魅力が発見できるかもしれない。

(文/ゆきかたとも)