アクロバティックなパフォーマンスで知られる、ジャニーズの個性派ユニット「A.B.C-Z」。中でも、“塚ちゃん”こと塚田僚一は、イケメンなのにも関わらず、そのド天然キャラで、唯一無二の存在感を放っているアイドルといえるでしょう。

そんな塚ちゃんの代名詞といえば、“金髪”と“筋肉”。これまでコンサートでも連続バック転で花道を渡り切ったり、全国から体力自慢が参戦するTBS系番組「SASUKE」に出演したりと、筋肉をフル活用してきた塚ちゃんですが、遂にスクリーンでもその肉体美を披露。初の主演映画となる『ラスト・ホールド!』(5月12日公開)では、ご自慢のムキムキな上腕二頭筋をたっぷり堪能できるのです。

ボルダリング部主将の岡島役は、ストイックな塚ちゃんのハマり役!

映画の舞台となるのは、廃部寸前に追い込まれたボルダリングの弱小サークル。塚ちゃんは、卒業を間近に控えた大学4年生の主将、岡島健太郎に扮しています。

「目指せ、インカレ優勝!」と大きく目標を掲げながらも、部員は主将・岡島の1人のみ。就職活動も差し迫るなかで、彼は団体戦の最低登録数である6名の新入部員をかき集めます。ところが、そのほとんどが能力も根性もない初心者ばかり。ボルダリングをなめてかかっている彼らに、岡島は競技ルールのイロハから叩き込んでいくのですが、そのボルダリング愛にあふれた熱血漢ぶりは、ストイックなまでに筋肉トレーニングに励む塚ちゃん自身とどこか重なるところも…!?

(C)松竹

「身体を使ったチェス」といわれるボルダリングって実はこんなに面白い!

前述した通り、タンクトップ姿の塚ちゃんの上腕二頭筋が際立つボルダリングシーンは、劇中に多数登場します。壁に埋め込まれたホールド(突起物)を利用して登っていくボルダリングは、一見すると、腕力や握力だけでよじ登っているように思えますが、肩や背中、太ももと全身のありとあらゆる筋肉を総動員する全身運動。ボルダーに肥満体なしとはよく言われますが、筋肉自慢の塚ちゃんでさえ、今作でのボルダリング練習を経て、「体が締まり、今ではベストマッチョ」になったと明かしています。

また、競技前に壁全体を観察し、ルートを組み立てるために下見をする行為(=オブザベーション)も劇中で描かれますが、これもボルダリングならではの最重要フロー。どんなルートをどんなムーブで完登するのか? 頭脳と手足を使いながら、時に驚くような姿勢で、難関ルートをクリアしていく塚ちゃんの姿に、大興奮すること間違いなしです。

(C)松竹

全員吹替なし!“筋肉自慢”が見せる本気のボルダリングシーン

塚ちゃんとともに、ボルダリングに挑戦する6人の新入部員を演じたのが、ジャニーズJr.の人気グループ、Snow Manの面々(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平)です。

A.B.C-Zのバックダンスを務めているSnow Manも、身体能力の高い“筋肉自慢”ばかり。特に、新入部員の中で唯一の経験者を演じた岩本照は、体脂肪率4%という驚異的な肉体の持ち主。それでもクランクイン前には数か月のトレーニングを、岩本を含め全員がみっちり実施したそう。

また、“全身全霊”を捧げたという塚ちゃん自身も、「後悔だけはしたくないという気持ちで、お仕事以外の時間は全てボルダリングの練習に費やしました」と明かしていますが、その仕上がりは……さすがのひとこと!

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「登れるように練習はしてもらったものの、撮影・本番という緊張感もあり、当日の撮影はほぼドキュメンタリーのような雰囲気。本編の表情もフィクションではなく、本物のまま映すようにした」と明かすのは、メガホンを握った真壁幸紀監督その人。

全員吹替なしを貫き、ガチでこだわり抜いた渾身のボルダリングシーン。これは一見の価値あり、です。

(文/晴スミス・サンクレイオ翼)