ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」(フジテレビ系)にゲスト出演した女優、佐久間由衣のイメチェンが話題だ。「ゼクシィ」のCMでも評判だったトレードマークの黒髪ショートカットを封印し、胸まである長い茶髪に細眉という、“90年代風ギャル”の姿で登場した佐久間は、「普段の自分の容姿とは変えて挑戦できたのはありがたい経験でした」と、今回の変身について振り返っている。

そこで今回は、佐久間のように作品の中で大胆な「ギャル姿」を披露し、ファンを驚かせた女優たちを、各時代のギャル姿とともに、ピックアップして紹介しよう。

「90年代ヤマンバギャル」演じたのは清純派ガッキー!?

2017年公開の『ミックス。』では、清楚系女優として人気を誇る新垣結衣がギャル姿を披露。1990年代後半から2000年代初頭に流行した、ルーズソックス、パンダメイクが特徴の“ガングロギャル”に扮し、ファンたちの度肝を抜いた。

公開前にガングロギャルの仲間たちとはしゃぐシーンの写真が披露されると、「どれがガッキー?」「ガッキーいないよね?」とザワつくほどのヤマンバメイクだった。新垣は2005年の「ドラゴン桜」(TBS系)でも茶髪のギャル姿を披露していたが、それとは比べ物にならないほどのインパクトだ。

「00年代ミニスカ金髪ギャル」の有村架純がマジカワイイ!

ガングロブームが全盛期を終えた2000年代を彷彿させるギャルの姿に挑戦したのは、有村架純。『ビリギャル』(2015年)で、金髪にミニスカート、へそ出しルックという普段の清楚なイメージとは真逆の姿で役に挑んだ。

見た目はもちろん、「ガン見しすぎじゃね?」など口調もギャルそのもの。1年で偏差値を40上げて慶応義塾大学に合格したという実在のギャルに、外見のみならず中身まで見事になりきった。

実は、有村がギャル姿を披露したのは『ビリギャル』が初めてではない。2012年に放送されたドラマ「クローバー」(テレビ東京系)でも、普段は真面目な優等生だが放課後は金髪ギャルに変装し、街の男たちに声をかける女子高生役を演じている。清楚な有村と現代風セクシーギャルな有村の両方が見られる、貴重なドラマだった。

「10年代爽やかギャル」に黒島結菜が茶髪で挑戦!

カルピスウォーターのCMにも出演していた黒髪ボブがトレードマークの黒島結菜は、2015年に「サムライせんせい」(テレビ朝日系)でギャル役に挑戦した。

有村の金髪ギャル、新垣のヤマンバギャルよりは衝撃の少ないイマドキの“さわやかギャル”だったが、黒島にとってはロングヘアも茶髪も初めての経験。普段のイメージとは大きなギャップがあったため、周囲からは「一瞬誰か分からなかった」と、危うく気づいてもらえないほどだったそう。

実は黒島が演じたギャルは、本当は清純なお嬢様だが、好きな男子の好みに近づくため、ギャルのフリをしているという難しい役どころ。たどたどしくギャル語を勉強する様子や、本当の自分を明かすシーンも見事に演じきり、女優としての飛躍を感じさせるものとなった。

普段清楚なイメージが強い女優こそ、ギャル姿に扮するとギャップがより楽しめる。大胆な変身は、演じている本人たちにとっても新鮮な経験になるはず。これからもどんどんチャレンジしてもらいたい。

(文/河村綾香)