じめじめとうっとうしい天気で、何だかやる気もなくなってくる季節。そんな落ち込みやすい気分を一新させてくれるのは、夢に向かって熱くなったり、好きな人に一生懸命になったりする主人公の姿! あなたの「やる気スイッチ」を押してくれるガッツのある最新映画を紹介します。

『50回目のファーストキス』

(C) 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会

<見どころ解説>

アダム・サンドラーとドリュー・バリモアによる『50回目のファースト・キス』を原案にした、山田孝之と長澤まさみ共演のラブストーリー。ハワイ・オアフ島を舞台に、記憶が1日で消えてしまうヒロインと地元ガイドの恋愛模様を茶目っ気たっぷりに描写する。運命の恋人たちの前途多難な恋の行方はもとより、ロマンチックな物語に魅了される。

(C) 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会

<やる気ポイント>

それまで誰にも本気になったことがなく、ひたすら自らの欲望と天文学という目標に向かって突き進んできた大輔が運命の恋に落ちる。しかも相手の瑠衣には記憶障害があり、1日できれいさっぱり忘れてしまうという悲劇。それでも決して諦めることなく彼女に毎日アタックを繰り返し、ただひたすら恋に生きる男の姿に胸が熱くなる! 毎日二人を待ち受ける“ファーストキス”の胸のときめきと、恋する喜びが観る者にも伝染し、猛烈に恋をしたくなってくる。

<背中を押す一言>

愛する人のためなら何だってできる!

映画『50回目のファーストキス』は6月1日より全国公開

『羊と鋼の森』

(C) 2018「羊と鋼の森」製作委員会

<見どころ解説>

『斉木楠雄のΨ難』などの山崎賢人を主演に迎え、第13回本屋大賞を受賞した宮下奈都の小説を実写映画化した感動作。運命の音に導かれるようにしてピアノ調律師を目指す主人公が、失敗や挫折を味わいながらも、少しずつ成長していく姿を描き出す。ひたむきに夢に向かって邁進する青年の純粋さと、彼を取り巻く人々の優しさに心打たれる。

(C) 2018「羊と鋼の森」製作委員会

<やる気ポイント>

それまで何の目的もなく生きてきた主人公・直樹がピアノの一音に感銘を受け、がむしゃらに調律師を志す姿がほほ笑ましいと同時にうらやましい。ただ仕事が好きなだけでは実力が追いつかず、情熱だけがから回りする自分に落ち込むこともあるけれど、失敗をバネにさらにたくましく成長する青年の姿に胸が熱くなる。諦めずにコツコツと丁寧に仕事を積み重ね、納得のいく結果を出すために粘り強く頑張る主人公の姿を見ていると、明日も仕事を頑張ろうとがぜんパワーが湧いてくる。

<背中を押す一言>

失敗は成功のもとという言葉を信じて前進あるのみ!

映画『羊と鋼の森』は6月8日より全国公開

『終わった人』

(C) 2018「終わった人」製作委員会

<見どころ解説>

高齢化社会の現実を踏まえつつ、現代の家族の愛と葛藤を描いたハートウォーミングコメディー。出世コースから外れながらも仕事一筋に生きて、無事に定年を迎えた会社員。不意に何もやることがなくなったとき、彼や妻子はどんな道を選ぶ!? 内館牧子のベストセラー小説を、『リング』シリーズの中田秀夫監督が映像化した。

(C) 2018「終わった人」製作委員会

<やる気ポイント>

集中力が途切れたり、どっと疲れたりすると、人は“もう歳かなぁ……”と思いがち。確かに体力には限界があるけれど、そう簡単に老け込まないのが、本作の主人公の良いところ。大学時代に専攻していた文学の勉強を改めてしてみようと思ったり、新たな仕事を見つけて励んだり。妻帯者でありながら、二回り以上年の離れた女性に言い寄ろうとするのは問題アリだが、恋をするのも老け込まない秘訣。肉体が歳を取るのはしょうがない。気持ちさえ若ければ、後はどうにでもなる!

<背中を押す一言>

やりたいことを全力でやれば、寄る年波なんて気にならない!

映画『終わった人』は2018年6月9日より全国公開

『焼肉ドラゴン』

(C) 2018「焼肉ドラゴン」製作委員会

<見どころ解説>

演劇賞を総なめにした舞台劇を映像化。昭和40年代の関西、伊丹空港近くの集落を舞台に、貧しいながらも明日を信じて暮らす焼肉屋一家の風景をユーモラスに描く。舞台版の作・演出を手がけた劇作家で、『血と骨』の脚本など多くの秀作を放った演出家の鄭義信が原作・脚本・監督を担当。真木よう子、井上真央、桜庭ななみによる女優たちの競演も見もの。

<やる気ポイント>

焼肉屋を営む主人公一家は在日韓国人というだけで差別されるが、そんなことには屈しないタフなメンタルの持ち主ばかり。父母は貧しいながらもオンボロの焼肉屋を守り続け、娘である三姉妹はそれぞれの恋に問題を抱え、傷つきながらも自分の幸せを模索している。三姉妹の相手である男たちも同様で、苦境で泣きじゃくっては必死に前を向く。誰もが本音をぶつけること、そしてそれによって傷つくことを恐れない。生きていく上で建前も必要だが、どうしても自分の居場所を守りたいなら本音を話すことも大切なのだと教えてくれる!

<背中を押す一言>

正直にならなければ、守れないものもある!

映画『焼肉ドラゴン』は6月22日より全国公開

『OVER DRIVE』

(C) 2018「OVER DRIVE」製作委員会

<見どころ解説>

公道を走る自動車競技「ラリー」の世界で生きるメカニックとドライバーの兄弟を東出昌大と新田真剣佑が演じ、熱いカーアクションとヒューマンドラマを繰り広げる。互いにぶつかり合いながらも国内シリーズでの優勝を目指す男たちの姿を、『海猿』シリーズの羽住英一郎が描く。そう快な風景を背景に撮影されたラリーシーンの迫力は圧巻。東出&新田のイケメンぶりも堪能できる。

(C) 2018「OVER DRIVE」製作委員会

<やる気ポイント>

メカニックの兄・篤洋は真面目で慎重、いっぽうの天才ドライバーの弟・直純は生意気で向こう見ずな性格。そんな性格も立場もまったく異なる篤洋と直純だけれど、共通の目標は国内シリーズ優勝。危険と隣り合わせのラリーの世界で、ライバルよりもコンマ1秒でも速く走るべく闘志を燃やし、篤洋は夜遅くまで黙々とマシンを調整し、直純は体をムキムキに鍛え上げるというストイックぶり。目標のためにがむしゃらに邁進する二人の熱気に刺激を受ける!

<背中を押す一言>

目標のためにはストイックになるべし!

映画『OVER DRIVE』は6月1日より全国公開

『空飛ぶタイヤ』

(C) 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

<見どころ解説>

テレビドラマ「半沢直樹」「陸王」などの高視聴率ドラマの原作者・池井戸潤の小説を初映画化。トレーラーの脱輪で、近くを歩いていた若い母親が命を落とす事故が発生。整備不良が原因との疑いをかけられた運送会社社長が、巨大企業を相手に真相の究明に挑む。主演の長瀬智也に加えてディーン・フジオカ、高橋一生らがし烈な演技バトルを披露し、プライドを懸けた男たちの姿に胸が高鳴る。

<やる気ポイント>

運送会社社長の赤松は、自社のトレーラーが脱輪事故を起こした責任を問われる中、製造元の車両に原因があるのではないかと独自の調査を開始する。相手は財閥系の大企業、小さな運送会社では太刀打ちできるわけがない。しかも赤松は社長とは言っても親から会社を譲り受けた2代目で、強力なリーダーシップがあるわけでもない平凡な男。 にもかかわらず、真っすぐな熱意と驚異的な執念で巨大企業に食らいついて、追い込んでいく。無謀な戦いを挑む赤松の姿から、信念を貫く強い精神力が学べる!

<背中を押す一言>

自分を信じて行動すれば道は開かれる!

映画『空飛ぶタイヤ』は6月15日より全国公開

シネマトゥデイ編集部