チャーミングなそばかす、アンニュイな表情、すらりと伸びた四肢。一度見たら忘れられない独特な存在感で話題沸騰中のモデルが、モトーラ世理奈です。各界から注目を集めている彼女が、200人以上の応募者からオーディションで選ばれ、女優デビューを飾った映画『少女邂逅』が6月30日に公開されます。

モデルとして写真映えは証明済のモトーラですが、映像作品でもその存在感はピカイチです。今回は、ネクストブレイクが期待される彼女のことを紹介していきたいと思います。

(C)2017「少女邂逅」フィルムパートナーズ

二階堂ふみも撮りたかった存在!モトーラ世理奈ってどんなモデル?

モトーラは、現在19歳のハーフモデル。デビューは15歳でしたが、彼女のターニングポイントは、2016年に発売されたRADWIMPSのアルバム「人間開花」のジャケット写真への起用です。RADWIMPSが劇中音楽を務めた『君の名は。』(2016年)の公開直後に発売されたこともあって注目されるアルバムでしたが、そのジャケットでモトーラはウインクしながら思いっきり舌を出した顔で登場。アップで写し出された彼女の表情はインパクト絶大で、これを機に一気に知名度を高めました。

モトーラは、ファッション雑誌「装苑」の2017年5月号から専属モデルを務めるなど、この1年でさらに活躍の場を広げています。女優・二階堂ふみのカメラマンデビューが話題となった2018年4月13日発売の写真集「月刊モトーラ世理奈・夏 写真 二階堂ふみ」の被写体にも選ばれました。Instagramのフォロワー数も約17万人(2018年5月現在)と右肩上がりに増え、10代を中心に支持を得ながら、快進撃を続けています。

(C)2017「少女邂逅」フィルムパートナーズ

神々しさすら漂う!一瞬で存在感を印象付ける初登場シーン

映画『少女邂逅』は、23歳の新鋭・枝優花監督の実体験を原案にした、ファンタジックな青春映画です。主人公は、いじめがきっかけで声を出せなくなった田舎の高校生・ミユリ(保紫萌香)。“ツムギ”と名付けた蚕が唯一の友だちでしたが、ある日、いじめっ子に蚕を捨てられてしまいます。しかし次の日、ミユリの学校に“紬”(つむぎ)という名前の少女(モトーラ世理奈)が転校してきて……というストーリーです。

モトーラは初登場シーンからとにかくインパクト大。山の中でいじめを受け、うずくまっているミユリの視線の先に、逆光の木漏れ日とともに浮かび上がる紬の姿は神々しさすらあります。そして、「きみ、大丈夫?」と手を差し伸べたかと思うと、下着まで泥だらけになったミユリを見て、自分のパンツを脱いで「あげる」と微笑みながら差し出します。映像作品でも一瞬で印象付けるモトーラの存在感は、初登場シーンですでに際立っていました。

(C)2017「少女邂逅」フィルムパートナーズ

監督に「カメラを回したい」と思わせる、女優としての才能

紬役に、“言葉にできない魅力がある子”を探していた枝監督。彼女にカメラを回したいと思わせたのがモトーラでした。彼女自身、演技はほぼ初めての状態でしたが、「“女の子の青春”を描く物語が好きだったので、台本を読んで『やりたい!』と思いました」と、挑戦を決意したそうです。

しかし、紬は捉えどころのないキャラクター。初挑戦にしてはハードルが高かったようですが、「最初に台本を読んだ時はどういう子なのかも分からなくて、謎でしたが、監督と話していくなかで、自分の持っているものや考えていることを表現しながら、その謎をつかんでいきました」と振り返るなど、早くも役を自分のものにする才能の片鱗を感じさせてくれます。

(C)2017「少女邂逅」フィルムパートナーズ

ブレイク目前ともいえる今の状況にも満足はしておらず、「映画好きなので、これからもたくさん出演したい」と願っているモトーラ。憧れの女優は蒼井優。演技の振り幅が広く、いろいろな表情が出せる蒼井のような存在を目標にしているそうです。

ちなみに、所属事務所のプロフィールには「特技:変顔」の記載が。過去の発言で「紬とは正反対」と明かしていた彼女の素顔は意外とチャーミング……? 今後の活躍が期待されるモトーラ世理奈が気になった人は、まずはこの映画をチェックしてみてください!

(文/バーババ・サンクレイオ翼)