世界中が待ちに待った『ジュラシック・パーク』シリーズの最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が、7月13日に公開された。今作も臨場感・緊張感がさらにパワーアップした4DX版が上映されるということで、dmenu映画ではその様子をいち早くレポート。4DX初体験となる筆者が、恐竜達が生きる世界に潜り込んで観た景色とは……? 新しいエンターテインメントの魅力をお届け!

劇場全体はこんな感じ!

足音とともに揺れるシート、襲いかかる恐竜!

(C)Universal Pictures

4DX専用のメガネをかけ、「どのぐらいの臨場感を味わえるのか?」という好奇心でワクワクしていた筆者。程なくして重圧なオープニングが流れ、あっという間に筆者の好奇心は緊張感に変わる。さすがは超人気シリーズの最新作、ほんの少しのオープニングだけでも、これからの展開を大いに期待させてくれる。

本作は恐竜達が暴れまわる世界的SF映画。序盤から、恐竜が闊歩するたびにシートが上下に振動し、その揺れが全身に響き渡る。何メートルもあろうかという大きな口を開けて襲い掛かってくるシーンでは、本当に噛みつかれそうな錯覚に襲われ、その瞬間は思わず目を覆ってしまうほど。

背もたれのバイブレーションによってリアルな衝撃も演出可能に

想像を超えた迫力、圧倒的なスケール、今までに味わったことのない臨場感……ストーリーが始まってすぐに、この映画は4DXで観るべきだと確信する。筆者は4DX初体験の身であるが、まさかここまで物語の世界観をリアルに感じられるとは思っていなかった。後方から少し風が吹くだけでも恐怖心にかられるぐらい、“恐竜×4DX”の威力は凄まじかったのである。

火山噴火では熱風と煙が!未曾有の危機を目の前で味わう

(C)Universal Pictures

本作の予告編では火山が噴火し、それによって逃げ惑う主人公・オーウェン(クリス・プラット)らの姿が印象的だった。そして、この火山噴火のシーンは本作の見どころのひとつでもあるが、4DXでは座席の背もたれから熱風や、嵐のように風や水しぶきが吹き荒れる演出が取り入れられている。これは、前作の『ジュラシック・ワールド』の4DX版ではなかったそう。さらには劇場の前方からは煙も発生し、熱を帯びた溶岩と恐竜がすぐそこに……! という超危機的状況が、目の前で現実に起こっているかのような感覚が味わえた。

背後から熱風が!

劇場に雨が降るなか、超どう猛な肉食恐竜と対峙

今回の物語は、3年前にイスラ・ヌブラル島へ残った恐竜達をオーウェンやクレア(ブライス・ダラス・ハワード)らが救い出そうというもの。

大雨が降りしきるなか、島から移送されたどう猛な肉食恐竜が、家の屋根の上で鳴き声を上げるシーンは、まさに“創られた生命の反乱”とも言うべき圧巻の佇まいで、観る者を恐怖に陥らせてくれる。この場面では、劇場にも頭上から冷たい雨が降り、恐竜の鳴き声とともにシートが振動する。筆者を含め、観客の緊張感は最高潮に達していた。

水振る機能はオンオフで切り替えも可能

“仲間を助けたい!”前作から引き継がれるオーウェンとブルーの絆

しかし、本作はただ単に恐竜達が猛威を振るうパニック映画ではない。前作の『ジュラシック・ワールド』でオーウェンが孵化したときから育てたヴェロキラプトルのブルーとの再会や、本作のキーパーソンとなるロックウッドの孫娘メイジー(イザベラ・サーモン)の出自の秘密など、登場人物達のバックボーンも描かれる。

(C)Universal Pictures

信頼関係というのは何も人間同士の間だけに生まれるものではない。たとえば人間とペットとの間にも友情は生まれる。それと同じく今作のオーウェンとブルーのような生物の壁を超越した、その絆の在り方にも感心させられた。

1993年に公開された『ジュラシック・パーク』以来、世界中にたくさんの興奮と感動を与えきた本シリーズ。筆者はその最新作を4DXで体験してきたが、まさに未知の領域に足を踏み入れた気分だった。

上下左右に激しく動くシート

画面から飛び出してくるどう猛な恐竜、足音とともに揺れるシート、時折吹きつけてくる水しぶきや熱風……。この臨場感は、4DXだからこそ更に味わえたのだろう。あなたもこの夏、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の4DX版で、映画館にいながら恐竜王国を冒険してみるのはいかがだろうか?

(C)Universal Pictures

(文・近藤加奈子)