ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットら、豪華スターの競演で人気を博した『オーシャンズ11』から17年。シリーズ最新作『オーシャンズ8』には、ハリウッドを代表する超人気女優たちが集結した。
華麗な窃盗に挑む“女オーシャンズ”たちそれぞれの魅力と、彼女たちに用意されたゴージャスすぎるファッションの一部をご紹介!

“女オーシャンズ”の司令塔デビー・オーシャン

オーシャンズ8 デビー・オーシャン

(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

“新生オーシャンズ”が狙うのは、1億5,000万ドルの価値があるといわれるカルティエの秘蔵ネックレス“トゥーサン”。頑強な金庫の奥深くに眠り、滅多に表には出てこない宝石を引っ張り出すためには、世界最大級のファッションの祭典“メットガラ”でホストをつとめる女優、ダフネ・クルーガーに身につけさせるしかないと考えたオーシャンズ。鉄壁のセキュリティを誇るパーティ会場から、超個性的なメンバーたちはいかにして宝石を盗み出すのか……。

犯罪ドリームチームのリーダーで司令塔の役割を果たすのは、前作までの中心人物だったダニー・オーシャンの妹、デビー。兄同様、リーダーとしての存在感とユーモアを兼ね備える彼女は、人の才能を見抜き、それを発揮させる能力に長けている。そして何より、頭の切れる“詐欺師”である。

映画冒頭で刑務所を出所するデビー。一文無しの彼女は、流れるような詐欺のテクニックで、高級ホテルのスイートに無銭宿泊をしてみせる。そんな凄腕をもつ彼女が、刑務所の中で練りに練ったアイデアを実行に移していくのだが、同時に、個人的な“ある計画”も準備しているのでそちらにも注目してほしい。

天才詐欺師を演じたのは、数々のヒット作に出演し、オスカー女優でもあるサンドラ・ブロック。演技力はもちろん、アクションやコメディもこなすベテラン女優でスタッフからの信頼も厚い彼女は、オーシャンを演じるのに最もふさわしい存在といえるだろう。

デビー・オーシャンの頼れる相棒、ルー・ミラー

(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

出所したデビーが、計画を実行するために真っ先に連絡をしたのが、頼れる相棒のルー。デビーの服役中は、経費削減のため、薄めた酒を出しながらナイトクラブを経営していた彼女は、退屈な日々を送っていた。そんなある日、デビーから宝石を盗む計画を打ち明けられた彼女は、渋ったものの結局はOK。デビーからの頼み事にはめっぽう弱い。

クールで落ち着きがあり、頭の回転も速いチームの参謀で、人材集めから物資調達、そして作戦の実行中は会場の外から無線で指揮を執っていく、蔭の立役者だ。

演じたのは、こちらもオスカー女優で、アカデミー賞ノミネートはもはや常連のケイト・ブランシェット。じゃじゃ馬なデビーと個性が強すぎるメンバーをコントロールしながら、あくまでクールにふるまう役どころを圧倒的な存在感で演じきる。

落ち目のデザイナー、ローズ・ワイル

オーシャンズ8 ローズ・ワイル

ヘレナ・ボナム=カーター演じるローズ・ワイル(写真右)
(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

“メットガラ”で人気女優のダフネ・クルーガーにネックレスを身につけさせるため、彼女のもとにドレスのデザイナー兼スパイとして送り込まれるのは、落ち目のファッションデザイナー、ローズ。セレブから注目されたのも今は昔。借金で首が回らなくなったところにデビーとルーが現れ、スカウトをされる。普段は気弱で神経質なローズだが、いざというときはメンバーも驚くほど大胆な行動に出る。

エキセントリックな怪演ぶりで、様々な印象を残してきたヘレナ・ボナム=カーターがローズを熱演。撮影現場では、予測不能なアドリブを連発したそう。彼女が醸し出す不思議なオーラは本作でも健在!

天才ジュエリー職人、アミータ

ソファーに腰掛けるミンディ・カリング演じるアミータ(写真右から2番目)
(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

豪華絢爛なジュエリーを奪う計画には、宝石職人が必要不可欠。確かな腕を買われてデビーにスカウトされるのは、口うるさい母親から「いい子」として育てられてきたアミータ。デビーとは以前仕事をしたことがあり、絶賛婚活中の彼女は、口うるさい母親の元から巣立つべく、チーム入りを果たす。

アミータを演じたのは、エミー賞脚本賞にノミネートされたことがある脚本家でもあり、コメディエンヌとしても確固たる人気を持つミンディ・カリング。1mmの狂いも見逃さない、確かな目を持つ天才ジュエリー職人アミータになりきった。

盗品売買のエキスパート、タミー

(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

1億5000万ドルのネックレスは、その辺で売りさばけるものではない。そこでデビーが白羽の矢を立てたのは、大型スーパーマーケットで働く一見普通の主婦、タミー。かつて闇市場のエキスパートだった彼女は、デビーの姿を見た瞬間、「足を洗ったので帰ってくれ」と言い放つ。タミーの自宅ガレージは、モールから盗んだ商品でいっぱいだったのだ。そんな彼女は、デビーに「これまでの仕事の中で最も稼げる」と言われ、あっさりチーム入り。

演じたのは、2016年のエミー賞受賞女優で、近年話題作への出演が続くサラ・ポールソン。
闇ルートへの売買から、スパイ顔負けのハイテク機器の調達、パーティの主催会社へのスタッフとしての潜入など、大車輪の活躍を見せるので期待してほしい。

凄腕のスリ師、コンスタンス

オーシャンズ8 キャスト

黒髪が印象的なオークワフィナ演じるコンスタンス(写真右端)
(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

大規模な宝石の強奪計画は、ただ宝石だけを盗めばいいというものではない。カードキーやスマホなど、様々なアイテムを、誰にも気づかれることなく手に入れなければならない。ある日ルーは、デビーを誘い、ストリートで手品を披露するコンスタンスを見に行く。彼女は手品を披露しながら、目にもとまらぬ早業であらゆるものを盗んでいた。そんな彼女を見込んだデビーとルーは彼女をスカウトするが、会話の最中、コンスタンスは2人の腕時計も盗んでしまう!

ラッパーとしても活動しているオークワフィナがスリ師を熱演。本作の脚本をつとめたオリビア・ミルチの監督作に出演していた彼女が、本作に大抜擢され出演を果たした。

ドレッドヘアの天才ハッカー、ナインボール

(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

最強のセキュリティに対抗するには、最強のハッカーが必要。この最も重要なピースとしてルーが連れて来たのは、通称“ナインボール”と呼ばれる天才ハッカー。孤独を好むためコミュニケーションをとるのが難しいが、東海岸最強と言われる天才的なハッキングを披露する。多少素行が悪いところがあるが、そこはご愛嬌。

世界的シンガーで、ここ数年、女優にも挑戦しているリアーナがハッカーに! 本作の超豪華女優陣でさえ、世界的スーパースターを前にすると舞い上がってしまったそうで、リアーナの前で彼女の曲を鼻歌で歌ってしまわないよう気を付けたのだとか。

“獲物”を身にまとうハリウッド女優、ダフネ・クルーガー

(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

最後に紹介するのは、新生オーシャンズたちの“獲物”になったダフネ・クルーガー。
ファッションの祭典でホストをつとめることになった彼女は、“メットガラ”に着ていくドレスのデザイナーを探す中、当初は落ち目のローズにはまったく興味がなかった。しかし、オーシャンズの策によって、ライバル視する若手女優への対抗心から、ローズをデザイナーとして採用することとなる。

物語の大きなカギを握るダフネに扮したのは、役柄と同じ立場のハリウッドの超人気女優アン・ハサウェイ。女優が女優を演じるという役どころながら、決して本人っぽくならず、ダフネという役柄を大胆に演じている。オーシャンズの面々をも圧倒してしまうほどの彼女の存在感が、本作において重要な彩りとなっている。

女優たちを彩るドレスは“プラダを着た悪魔”がディレクション!

(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

超豪華女優陣が演じたキャラクターの魅力も全開の本作だが、彼女たちが身にまとう衣装も圧巻。普段着からドレス、アクセサリーにいたるまで、洗練されたファッションが登場する。

宝石強奪作戦の舞台となるのは、“メットガラ”というセレブが集うファッションイベント。世界的ファッション雑誌「VOGUE」の編集長アナ・ウィンターが毎年主催している実在のイベントで、アナはアン・ハサウェイ主演の大ヒット作、『プラダを着た悪魔』(2006年)で、メリル・ストリープが演じたカリスマ編集長のモデルとしても知られる人物だ。劇中、この“メットガラ”が再現されたシーンで、オーシャンズのメンバーが着用するドレスはケタ違いの豪華さ。

サンドラ・ブロックが着用したドレスはアルベルタ・フェレッティ、ケイト・ブランシェットはジバンシィ、アン・ハサウェイはヴァレンティノが手掛けた。さらに、ヘレナ・ボナム=カーターはドルチェ&ガッバーナ、ミンディ・カリングはナイーム・カーン、サラ・ポールソンはプラダ、オークワフィナはジョナサン・シンカイ、そしてリアーナはザック・ポーゼン。セレブ御用達の世界的ファッションブランドのデザイナーたちが、それぞれのイメージにあうドレスを作成している。さらに、それらをアナ・ウィンター自らがディレクションしたという豪華さだ。

出演者はもちろん、ロケーション、衣装、小道具など、すべてに超一流が集結した『オーシャンズ8』は、8月10日(金)より公開。ぜひ劇場で、ゴージャス極まりない映像を堪能しよう。

文=SS-Innovation.LLC

【特集記事】『オーシャンズ8』あらすじ&キャスト、見どころを紹介

スティーブン・ソダーバーグ監督のもとに、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシアなど、“ありえない”超豪華キャストが集結して描かれた『オーシャンズ11』。シリーズ化され、2003年に『オーシャンズ12』、2007年に『オーシャンズ13』と、2本の続編も作られた。そこから、11年の月日が流れ2018年。キャストを一新して“オーシャンズ”が再始動! 最新作『オーシャンズ8』のキャスト、あらすじ、みどころを紹介!