巨大企業の若き起業家にして超絶イケメンのグレイと、彼に会うまで恋さえも知らなかった純粋なアナの、特異な恋愛模様を過激な描写で描き、世界中で話題を集める「フィフティ・シェイズ」シリーズ。最終章となる映画『フィフティ・シェイズ・フリード』が10月5日より全国ロードショーとなる。

普通の女の子がふとした出来事で“大富豪”と恋に落ちるシンデレラストーリーは、女子ならば憧れるシチュエーション。そこで今回は、セレブの贅沢な時間をたっぷり疑似体験できる「大富豪×一般女子」を描いた映画をピックアップ!

フィフティ・シェイズ・フリード ネタバレなし

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』(C)2017 UNIVERSAL STUDIOS

全世界を魅了した王道のシンデレラストーリー

1990年度の全米興行収入1位を記録、主演のジュリア・ロバーツが第48回ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞し、28年経った今でも全世界の女性を虜にして止まない、王道のシンデレラストーリーが『プリティ・ウーマン』だ。

同作は、ウォール街きっての実業家ルイス(リチャード・ギア)が、気まぐれでコールガールのビビアン(ジュリア・ロバーツ)と1週間のアシスタント契約を結び、価値観も立場も正反対の2人が徐々に惹かれていく様子を軽快なタッチで描いている。ビビアンが上品な着こなしやテーブルマナーを学び、瞬く間にエレガントな女性に変身する様子が素敵で、お金を気にせずに高級ブランドを買い漁るシーンに憧れた女子も少なくないはず。

ハンサムで紳士的な振る舞いをするルイスはもちろんのこと、ビビアンのために服屋を手配し、テーブルマナーを教えたりと、親身に接してくれるホテルの支配人トンプソン(ヘクター・エリゾンド)にも注目。王道にしてシンデレラストーリーの醍醐味が詰まった名作だ。

ほろ苦く希望に満ちたラブストーリー

世界40か国以上で翻訳されベストセラーとなったジョジョ・モイーズの恋愛小説『ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日』を映画化したのが、『世界一キライなあなたに』(2016年)だ。

同作は、バイク事故で車いす生活となり、生きる気力をなくしたイケメン実業家のウィル(サム・クラフリン)と、彼の介護のために雇われた女性ルー(エミリア・クラーク)との切ない恋を描いたラブストーリー。当初は仲の悪かった2人が、ルーが持ち前の明るさと素直さでウィルの心を解きほぐしていく過程は、まさに恋愛映画の王道。

しかし同作は王道な部分だけでなく、“尊厳死”や人間の生き方というテーマを根底に持ち、単なる恋愛映画とは違うアプローチで胸を打たれた人も少なくない。ルーのカラフルな衣装、大富豪との恋愛映画には頻出の南の島での豪華な旅行シーンや、ウィルが所有する巨大な城など、女子必見の素敵なシーンも盛りだくさんな作品だ。

クレイジーなほどにリッチなシンデレラストーリー

先週末より日本公開となった『クレイジー・リッチ!』。同作は、シンガポールを舞台に、恋人のニック(ヘンリー・ゴールディング)とともに彼の友人の結婚式に出席した独身女性のレイチェル(コンスタンス・ウー)が、実はシンガポールの不動産王の御曹司であったニックの家族親戚一同、さらに元カノとの対立で揺れ動く葛藤と成長を描いた作品。

レイチェルとニックが飛行機のファーストクラスで結婚式へ向かうシーン、大豪邸でのパーティーや大注目の45億円規模のセレブリティウェディングも登場し、まさにクレイジーなほどにリッチなシーンの数々にうっとりさせられる。まさに現在進行形で全世界の女子が憧れてしまうシンデレラストーリーだ。

オールアジアンキャストで制作され、全米で3週連続1位という、今年公開された『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』や『ジュラシック・ワールド/炎の王国』などの超大作の最新作でも成し遂げなかった大記録を樹立し大きな話題となっている。

日本が誇る最強のシンデレラストーリー

洋画が続いたが、日本で”大富豪×一般女子”と言えば、神尾葉子の『花より男子』を忘れてはならない。今年、ドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」(TBS系)が放送され再び注目を集めた同作。2005年、2007年と、松本潤×井上真央でドラマ化され、2008年にその行く末を描いた『花より男子F(ファイナル)』が公開された。

立派な家系を持つ裕福な生徒ばかりが通う英徳学園高校に入学した一般庶民つくし(井上真央)と、道明寺財閥の御曹司・司(松本潤)、花沢物産の御曹司・類(小栗旬)、日本一の茶道の家元「西門流」の跡取り息子・総二郎(松田翔太)、総合商社・美作商事の息子あきら(阿部力)の4人からなるハイパーイケメン集団・F4が繰り広げる痛快な青春ラブストーリー。

家柄の違いが交際の障壁となる展開や、世界に名を轟かせる財閥の跡取り息子であるが故に“俺様”な道明寺、女性人気No.1を誇る謎多き花沢類の発する名セリフの数々など、世の中のすべての女子が熱狂したと言っても過言ではないほど一世を風靡した。ちなみに同作は1995年にも、つくし役を内田有紀、道明寺司を谷原章介、花沢類を藤木直人が演じ実写映画化されている。

史上最高に官能的で甘美なラブストーリー

フィフティ・シェイズ・フリード あらすじ

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』(C)2017 UNIVERSAL STUDIOS

そして、シリーズで描かれた作品といえば、冒頭でも紹介した「フィフティ・シェイズ」シリーズだ。女子大生のアナ(ダコタ・ジョンソン)と、グレイ(ジェイミー・ドーナン)との特異な恋愛模様を過激な描写で描いてきた本作。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(2015年)、『フィフティ・シェイズ・ダーカー』(2017年)と2作が公開され、3作目となる『フィフティ・シェイズ・フリード』でアナとクリスチャンのラブストーリーが華々しい完結を迎える。

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』(C)2017 UNIVERSAL STUDIOS

本作は、様々な困難をくぐり抜けたクリスチャンとアナが夫婦として結ばれ、贅沢な新婚生活を満喫するおとぎ話のような日々から始まる。これまでも、美しいロケ地でのヘリやヨットを使ったロマンティックなシーンをはじめ、豪華な仮面舞踏会からパリでの豪華な旅行など、シリーズを通して大富豪クリスチャンが誘う夢のように素敵なシチュエーションの数々が描かれてきた。最新作でも、豪華絢爛なウェディングパーティや、フランスの美しい景色の中をいく豪華ハネムーンなど見どころ満載となっている。その豪華絢爛さは、ぜひ劇場で体感していただきたい。

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』は10月5日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。