9月29日に最終回を迎えた、2018年上半期の連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK)。主人公・鈴愛の10代から40代までを演じる永野芽郁は、18歳(撮影時)とは思えぬほど堂々とした演技力で脚光を浴びた。そんな永野はお茶の間ばかりでなく、さまざまな共演者からも愛され、注目を集めている女優だ。

仲良し3姉妹の末っ子!あだ名は“めーたん”

たとえば、鈴愛の母親役である松雪泰子は、今年8月中旬のクランクアップ後、Instagramに永野との2ショットを投稿。「先日半分青い撮了 めいちゃん本当にお疲れ様!」という文とともに、永野と食事する様子を写した“美しすぎる母子ショット”を公開して話題を集めた。

その松雪の投稿に、永野は「幸せでした またおかーちゃんと親子デートを」とコメント。さらに松雪は「デートしよ 楽しかったぁ」と返信するなど、その親密なやり取りは本物の母娘さながら。永野は母親と同世代にあたる松雪の心をすっかり射止めていたようだ。

年上女性と永野のほほ笑ましい交流はこれだけではない。CMで共演する深田恭子、多部未華子ともプライベートで親交が深いようだ。今年6月12日、深田が自身のInstagramに投稿したのは、多部出演の舞台を永野と2人で観に行ったというコメントと、多部を加えた食事の席での3ショットだった。

投稿では、「めーたんも(永野芽郁ちゃんをそう呼んでいます)連続テレビ小説『半分、青い。』の撮影で忙しいはずなのに『おねえちゃんの舞台を一緒に観に行きませんか?』と誘ってくれて」とつづった深田。その言葉通り、三姉妹の親密さの鍵はどうやら“末っ子”の永野が握っているようで、永野は過去のインタビューで“姉”2人のSNSを日々チェックし、絶えず彼女たちの動向にアンテナを張っていることを明かしていた。

共演時の関係性を発展させ、その人と積極的に向き合いコミュニケーションを図ろうとする姿勢も、永野が多くの共演者から愛されている理由なのだろう。

何かあると連絡!? サプライズ登場に大号泣

ほかに永野と懇意にする女優には、2017年放送のドラマ「僕たちがやりました」(関西テレビ製作、フジテレビ系)で共演した水川あさみがいる。高校生役を演じた永野と教師役を演じた水川は一回り以上もの年齢差だが、こちらも年の近い姉妹のように仲が良いようだ。

ドラマの番宣で共に出演した2017年7月15日放送の「おかべろ」(同系)では、永野がボケ、水川がツッコミでコンビを組み、即興漫才を披露。息の合った漫才でスタジオを沸かせている。そんな永野のフレキシブルな対応力も共演者が注目するポイントといえそうだ。

また、永野がMCを務めていたラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! GIRLS LOCKS!」(TOKYO FM)の出演1周年の回では、サプライズゲストとして水川が登場。「なんで水川さんがいるんですか!」と仰天しながらうれしさのあまり涙ぐむ永野に、水川が「泣くかな〜って言ってたんだよね!」と、本物の姉のように声をかける場面もあった。

今年7月24日には永野がInstagramに水川との2ショット写真を投稿。それは、「半分、青い。」鈴愛役の永野と、大河ドラマ「西郷どん」(NHK)に出演中の水川が撮影の合間に撮ったオフショットだった。同時期にNHK作品に出演していた2人は、局内でばったり出くわすことも珍しくなかったそうだ。「#何かあると連絡して頼ってしまうのです」のハッシュタグからは、永野も水川に対して本物の姉に対するような絶大な信頼を寄せていることがよく分かる。

永野が語った、周囲と打ち解ける方法とは?

年齢に関係なく、誰とでもすぐに打ち解けてしまうという永野。なぜこれほどまでに、周りの人を惹きつけて止まないのだろうか。2017年7月25日放送のラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! GIRLS LOCKS!」でそのコミュニケーションの秘訣を語っている。

この日の番組に寄せられたのは、「部活に新しい後輩ができたのですが、後輩と仲良くなりたいと思っても、何を話したらいいか分かりません」という16歳の女子高校生からの悩み。それに対し、「真顔でいると(相手が)声かけれないんじゃない? 常になんかニヤニヤしとけばいいんじゃない?(笑)」「挨拶してみたら? ちゃんと名前も覚えて呼んであげてね!(中略)ハイタッチもしてみよう!」と、底なしに明るい“永野節”を炸裂させた。

また、「私が仲良くなったときは、初めてで緊張してる子には、くすぐったりとかしてた」とのユーモアを交えたアドバイスに、相談者も思わず「それいい! それにします!」と大喜び。秘訣をアドバイスしながら、ラジオリスナーともバッチリ打ち解けてしまった永野であった。

永野のSNSには、今をときめく人気役者たちとの2ショットがずらり。「僕たちがやりました」で共演した窪田正孝や、映画『俺物語!!』(2015年)で共演した鈴木亮平。さらに、新垣結衣、広瀬すず、山本美月などの姿も。おそろいのポーズを決めたり、ぴったり密着したりと、どれも仲の良い雰囲気が伝わってくる写真ばかりだ。

前述の、相手のことを気遣い、「まず自分から行く」という姿勢はもちろんだが、写真に映るまばゆい笑顔にこそ、多くの人々に愛され、注目を集める永野の“愛され力”が詰まっているのかもしれない。

(文/ナカニシハナ)