周防正行の4年ぶりとなる新作映画『カツベン!(仮)』のキャスト情報が発表となった。主演は、映画初主演となる成田凌。ヒロインは黒島結菜がつとめる。

周防正行、最新作は「活動弁士」が主人公

今から約100年前、映画がサイレントでモノクロだった頃に、日本では映像にあわせて楽士の奏でる音楽とともに独自の“しゃべり”で物語をつくりあげる「活動弁士」が活躍した。『舞妓はレディ』(2014年)以来、4年ぶりとなる周防正行監督の最新作は、そんな活動弁士、通称“活弁(カツベン)”が主人公の作品。活動弁士を夢見る青年が、とある小さな町の映画館に流れついたことからすべてが始まる、アクション、恋愛、笑いの要素を織り交ぜたノンストップエンターテインメントとなるとのこと。

本作の主人公は、今若手最注目の俳優のひとり成田凌。本作が映画初主演となる。また、ヒロインには若手実力派女優の黒島結菜。さらに永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊ら超実力派俳優が脇を固める。そして竹中直人、渡辺えり、小日向文世をはじめとする周防作品おなじみのキャストも出演する。

周防正行は「日本映画の無声映画時代には“活動弁士”という存在がいて、映画を解説しながら上映していた時代があり、これは世界でも日本独自の文化でした。日本映画の始まりの物語をエンターテインメントとしてみなさんに知っていただき、日本映画の歴史というものを感じてもらいたかったという気持ちが一番強かった」とコメント。

主演の成田は「映画初主演を周防組で行えるということで、この世界にいる人間としては誰もが羨むようなことだと思っており、もちろんプレッシャーも感じておりますが、何より安心感と信頼があるので、何があっても、這いつくばってでも真ん中に立っていようと思っています」と、初主演への意気込みをみせる。

またヒロインに抜擢された黒島は「今回オーディションで選んでいただいて、なんで私なんだろうという不思議な気持ちがあったのですが、素直に嬉しいです。あまりオーディションで受かることが今までなかったので(笑)」と謙遜しながらも「みなさんと良い作品を作っていけるというのは、今後の私の女優人生の中でも非常に貴重な経験になると思うので、撮影を頑張りたいなと思っています。」と熱い思いを語っている。

映画『カツベン!(仮)』は、2019年12月全国ロードショー予定。