10月13日より公開される映画『日日是好日』より、9月15日に逝去した女優・樹木希林のインタビュー映像が公開された。

樹木希林、映画『日日是好日』インタビュー映像

『日日是好日』は、エッセイスト・森下典子が、約25年に渡って通い続けた茶道教室の日々を綴ったエッセイを黒木華、樹木希林、多部未華子の初共演で映画化する作品。茶道を通してひとりの女性が成長する姿を描く。

このたび公開された樹木希林のインタビュー映像は、昨年12月中旬に樹木希林がオールアップしたときに撮影されたもの。“お茶の先生”という枠を超えた人生の師匠として、大きな包容力で主人公・典子たちを導いていく武田先生を演じ、その役作り、撮影の裏側、初共演の黒木華についてなどを語っている。

日日是好日 樹木希林

(C)2018「日日是好日」製作委員会

樹木は本作で演じる際に、台本に、“厳しく、お辞儀一つでも風情のある先生”と書いてあったため、最初は「大変かなと思った」と振り返る。しかし、原作者の森下典子と接し「森下先生が教わっている先生だと考えると、ちょっとざっくばらんなところがあり、普段は普通のおばさんでもいいかな、と肩の力が抜けました」とイメージが変化していったことを明かす。

初共演の主演・黒木華については「思った通りの、実に柔らかくてすべてのものをスイっと受け取って自分の中で消化してスイっと出す。そして自分の肉体というものを固めない」と語り、さらに「普通の女優さんだと普段の顔をいろいろ、かたち作っちゃう。普段は淡泊にしておいて、役のときに変わるという、一番理想的な役者の姿じゃないかなと。黒木さんが典子をやると言った段階でこの作品は成立したなと思いました」と絶賛。最後は「終わり!」とお茶目に万歳をしてインタビューを終了する。

1年以上の歳月をかけ役作りし、最後までこの映画を作り上げ、育てていくことに全精力を傾けた樹木希林の想いの一端が垣間見られる映像となっている。『日日是好日』は10月13日(土)より、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、イオンシネマほか全国ロードショー。