映画館のネット予約が普及したことで、自宅に居ながらにして好きな席を確保することができるようになりました。しかし、いざ予約するタイミングで「どの席を取ればよいのか?」をいつも悩んでしまいます。人気の席はどのあたりなのでしょうか。

映画館のベスポジ1位は「後方」

NTTドコモ公式のアンケートサイト「みんなの声」の調査結果では、前後の位置に関して、「後方」が28%、「中央」が26%、「前方」が4%と、全体的に中央より後ろの方が人気なのがわかります。

「映画館でよく座るのはどの席?」

左右の位置に関しては「中央」と「通路側」が拮抗。どちらかというと、左右よりも前後の位置の方を重要視しているようです。

選ぶ理由のキーワードは“没入感”

編集部でさらに具体的な理由を聞いてみました。

「真正面から観るほうが、映画に没入できる気がする」(40代・男性)
「中央だと、他の観客が気になりにくい」(10代・男性)

「中央」を選ぶ人たちの多くから、集中しやすいからとの理由が挙げられました。

「好きな俳優さん目当てなので、真っ直ぐ見つめられたい」(20代・女性)
「正面から『好きだよ』と言われたら、キュンとする」(30代・女性)

さらに、一部の女性陣からは、物語への入り込みやすさ=“没入感”を挙げる人もいました。これもある意味、同じ理由ですね。では「通路側」はどうでしょうか。

「左右に人がいると気になるので片方に人がいない通路側」(30代・男性)
「両隣に人がいると、気になって仕方ない」(50代・男性)
「映画が終わったらすぐに帰りたいから、入り口近くの通路側」(30代・男性)
「お腹がいたくなっても大丈夫なように」(40代・女性)

「通路側」を選ぶ人の声を観てみると、「中央」を選んだ人と同様に“没入感”を求めて選ぶとの声がありましたが、生理現象を含む“現実”のことを気にして選ぶ人もいる模様。

前後位置でも理由は同じ

続いて前後の位置について選んだ人を見てみましょう。

「大きな映画館だと、あまり後ろだとスクリーンが小さく見える」(10代・女性)
「前に人がいればいるほど気になるので前方」(20代・男性)
「通路を人が通ると邪魔されるので、通路より前にしている」(30代・女性)

他の観客が気になるからと、「前方」を選ぶ人は少なくない模様。

「前だと、スクリーンを見上げる形になって首が疲れる」(50代・女性)
「後ろから観る方が、全体を見渡せてよい」(30代・男性)

ランキング1位となった「後方」を選んだ人たちも、“没入感”が理由になっているものが多いようです。“没入感”という点では、「中央」を選ぶ人たちは、“音”を気にする声も多く見られました。

「中央が一番、音が良い」(10代・男性)
「立体的な音は、中央でないと正確に感じられない気がする」(20代・男性)

サラウンドスピーカーシステムでは、前後左右から音が聴こえ、まるで映画の中にいるような体験ができます。中央にいる方がより効果を感じられるのかもしれません。

今回の調査結果を見る限りでは、どれだけ映画に集中できるかが、自分にとってのベストポジション=ベスポジの肝のようです。結局は、人それぞれと言われてしまいそうですが、最後にひとつ。筆者の女性の友人から、こんな声が。

「好きな人と隣なら、どこでもベスポジ」(20代・女性)

思い思いの席で、素敵な時間をお過ごしあれ。

(文・マーロン品質)

【出展】
みんなの声「映画館でよく座るのはどの席?」
https://vote.smt.docomo.ne.jp/life/result/120751
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