10月19日より公開される『億男』で主演を務める佐藤健。連続テレビ小説「半分、青い」(NHK)、「義母と娘のブルース」(TBS系)と、今夏は2つの人気ドラマで好演した佐藤だが、過去には『るろうに剣心』、『バクマン。』、『亜人』など漫画を原作とした実写化作品にも多く出演している。それもそのはず(?)、佐藤は実は大の漫画好きで、1,000冊以上の漫画を所有する“漫画マニア”なのだそう。佐藤をはじめ、イケメン俳優たちの“意外と〇〇マニア”な一面をのぞいてみよう。

マンガ大好き俳優、佐藤健が「かっこいい」と憧れるのは“あのヒーロー”

幼稚園児のころから漫画好きだったという佐藤。中でも昔から好きなのが『名探偵コナン』。今年4月20日に行われた『いぬやしき』の舞台挨拶で、同映画の内容にちなみ“自身のヒーロー”について問われた佐藤は、『名探偵コナン』の主人公、江戸川コナンを挙げている。その理由は「かっこいいから」。

一足早く上映していた劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』が大ヒットしていることに触れ、「コナンファンに『コナン』を見たんだったら、『いぬやしき』も見てね、という願いを込めて答えています」と、作品の垣根を超えて“異例のPR”を行った。

そんな佐藤は、雑誌『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)の2014年5月号「名探偵コナン特集」にて、コナンの作者・青山剛昌との対談を実現。その対談では、主要キャラクターである灰原哀の本邦初公開(当時)となる秘密を青山から引き出すほど、熱心なファンぶりを見せた。また同誌の表紙をコナンとツーショットで飾り、憧れのヒーローとのうれしい“共演”を果たした。コナン愛にあふれる佐藤だからこそ、再び何らかの形でコナンとのコラボが実現するかもしれない。

関係者も驚いたイケメン俳優たちの“○○愛”

佐藤と同じく、とあるヒーローに強い思い入れがあるのが、子役出身で現在は人気俳優として活躍する濱田龍臣だ。そのヒーローとはウルトラマンをはじめとするウルトラヒーロー。筋金入りのウルトラマンマニアである濱田は、2017年11月付「MonoMax Web」(宝島社)の「ビームス特撮部」でも、その思いをたっぷりと語っている。

同誌では、ウルトラマンシリーズのソフトビニール人形を収集していることを明かし、ウルトラシリーズについての深い知識を披露。その詳しすぎる濱田の知識に、同席していたウルトラシリーズ製作元の円谷プロダクションの社員も「社内の人間より詳しいかも」と驚きを隠せない様子であった。

2017年放送の特撮ドラマ「ウルトラマンジード」(テレビ東京系)では主人公・朝倉リク/ウルトラマンジードを演じた濱田だが、ウルトラマンに対する熱い思いが好演に結びついたのかもしれない。

また、同じく熱いマニアぶりでファンを驚かせたのが、俳優の松坂桃李。今年1月29日、松坂は菅田将暉がパーソナリティーを務めるラジオ「菅田将暉のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)にゲストとして出演した際、漫画やアニメで大人気の「遊戯王」について熱く語り、菅田やリスナーたちを沸かせた。

もともとは映画『不能犯』の告知も兼ねた出演だったが、松坂は「遊戯王」の魅力を熱弁し、菅田を圧倒。1時間半にわたり、遊戯王に関するトークを展開した。

この松坂の“遊戯王熱”への反響は大きく、リスナーからは遊戯王にまつわる投稿が多数寄せられたばかりか、「遊戯王 デュエルリンクス」の公式Twitterが「不能犯公開おめでとうございます。先日のラジオを聞いてスタッフ一同興味津々です」とつぶやくなど、思いがけない余波を見せた。

ちなみに、肝心の告知ができなかった松坂は、翌週の2月5日にも番組にサプライズ出演している。しかし、この日もトークの話題を何でも「遊戯王」に例えるため、菅田からは「マジで何しに来たの?」と厳しくつっこまれる始末であった。

漫画やアニメ好きとは少々毛色が異なるマニアぶりを発揮しているのが、今をときめくイケメン俳優の成田凌だ。今年3月23日放送の「沸騰ワード10」(日本テレビ系)では、タオルに対する自身の熱い想いを披露。素材や質感に強いこだわりがあることを明かし、“タオルの聖地”こと愛媛県今治市を訪れた成田が無心でタオルに顔を埋める一幕が放送された。

好きなものに対する愛をとことん貫くイケメン俳優たち。そんな彼らに共通するのは、「演技派」として大いに活躍していることだ。趣味をとことん追求する探究心の強さが、芝居や役作りへのこだわりにもつながっているのかもしれない。

(文/相場龍児)