祖母の死をきっかけに、ある家族に忍び寄る“何か”を描いたホラー映画『へレディタリー/継承』から、さまざまな恐怖体験を予感させる予告編が公開された。

 今年のサンダンス映画祭で上映されるや、批評家筋から「ホラーの常識を覆した最高傑作」「現代ホラーの頂点」など絶賛された本作。「私を憎まないで」というメモを遺して祖母エレンが死んだグラハム家。気難しく謎の多い人物だった母に複雑な思いを抱くミニチュアアーティストのアニーは、夫のスティーヴン、内気な高校生の息子ピーター、対人恐怖症の娘チャーリーと共に悲しみを乗り越えようとするが、次第に、母から忌まわしい“何か”を受け継いでしまったことに気づいてく。

 予告編では、死んだはずのエレンを家の暗がりで目にするアニーや、鳥の死体から首を切り落とそうとするチャーリー、何かを目撃して机に自分の頭を打ち付けるピーターなど、“何か”が家族を襲うさまが映し出される。そのほかにも、ひたすら天井に頭を叩きつける何者かや燃える人影など、トラウマになること必至の恐怖が連続することを予感させる。

 監督・脚本は長編映画監督デビューとなったアリ・アスターで、脚本も執筆。アニーを演じたのは『シックス・センス』の母親役などでも知られるトニ・コレット。夫のスティーヴンを名優ガブリエル・バーン、ピーターを『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』で主人公を演じたアレックス・ウォルフ、チャーリーはこれが長編映画デビューとなるミリー・シャピロが演じている。(編集部・入倉功一)

映画『へレディタリー/継承』は11月30日より全国公開