女優の角替和枝さんが27日、原発不明癌により64歳で亡くなった。28日に夫で俳優の柄本明が所属事務所を通じて明らかにした。

 柄本は「かねてより闘病中でした、妻 柄本和枝(芸名 角替和枝・享年64)が10月27日午前6時27分『原発不明癌』により旅立っていきました」と闘病を明かしながら報告し、「長きに渡り応援して下さいましたファンの皆様、及び関係者の皆様には深く感謝いたします」とファンや関係者に感謝。そして「葬儀は近親者のみにて執り行いますので、皆様には後日『お別れの会』という形でご案内させていただくつもりでおります。その際に改めてご挨拶させていただければと思いますので、今はそっとしておいていただければ幸いです」と言葉を振り絞った。

 角替さんはつかこうへい事務所を経て、劇団東京乾電池に所属。NHK連続テレビ小説「花子とアン」「おひさま」や映画『あかね空』『居酒屋ゆうれい』など数多くのテレビドラマ・映画、そして舞台で活躍した。今年は映画『犬猿』が2月、『いつも月夜に米の飯』が9月に公開され、7月から9月に放送されたNHKドラマ「透明なゆりかご」の第6話にゲスト出演するなど精力的な活動が続いていた。長男の佑、次男の時生も俳優で、芸能一家としても知られる。佑の妻は放送中のNHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを務める安藤サクラ。

 芸能界からも惜しむ声が上がっており、戸田恵子は「大好きな先輩女優さんでした。味わい深い、独特の雰囲気をお持ちの女優さんでした」「お若い。若すぎます。早すぎます。淋しいです」などとブログに思いをつづり、映画『GTO』の撮影の思い出なども振り返っている。(編集部・小松芙未)