Netflixのオリジナル・ドラマ・シリーズ「サブリナ:ダーク・アドベンチャー」について、主演のキーナン・シプカが、10月5日(現地時間)、ニューヨークのジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターで開催されたニューヨーク・コミコンのイベントで語った。

 1996年~2003年にかけてメリッサ・ジョーン・ハート主演で放送されたアメリカのコメディーシリーズ「サブリナ」。今作は、あのドラマに新たなホラー、オカルト要素を加えて描いた青春ドラマだ。父親が魔術師で、母親が人間のハーフであるサブリナ(キーナン)は、16歳の誕生日に、魔女の世界に行くか、人間の世界にとどまるか決断を迫られる。テレビシリーズ「リバーデイル」のロベルト・アギーレ=サカサがクリエイターを務めた。

 新鮮味を出すために新たな要素が加えられた今回のシリーズについてキーナンは、「ダークな解釈で手掛けられたことで、とても撮影は楽しかったわ。コメディーシリーズ『サブリナ』と今作は全く異なっていて、決してリメイクやリブート作品ではないの。今作では、よりダークな世界に誘ってくれるわ。すでに『サブリナ』からのファンがいて、(コミコンなどでは)ファンの興奮ぶりは少しクレイジーなくらいよ(笑)。まだ配信されていない(10月5日現在)のに、ファンやコスチュームを着た人の熱量がすごくて、とても嬉しかったわ」と驚き気味に明かした。

 1996年に放送されていたコメディーシリーズ「サブリナ」。1999年生まれのキーナンは、番組の構成や基本的な内容は知っているものの、見たことがなかったそうだ。それでも「サブリナ」のキャスト陣が今作に出演する可能性について聞かれると、「メリッサが出演してくれたら良いわね」と回答。また、今作が「リバーデイル」のクリエイターと同じであるため、クロスオーバー作品の可能性を尋ねると「わたし自身は、その製作に賛成よ。個人的に『リバーデイル』の大ファンだから、勝手にそう願っているだけだけれど……」と答えていた。

 注目のエピソードについては、「前のエピソードに基づいて進められていくから、エピソードごとに良くなっていくように思うわ。エピソード8、9、10にもなると感情的で、視聴者もハラハラドキドキさせられ引き込まれていくと思うの。もちろん、視聴者のすべての要望に応えられるわけではないけれど、最後まで観てもらえば、キャラクターの成長がうかがえて、(視聴者も)満足な体験ができると思うわ」と自信をのぞかせた。

 テレビシリーズ「MAD MEN マッドメン」に出演していた当時は子役だったキーナンだが、今作では同年代の俳優陣と共演していることについては、「全く異なった体験ね。ようやく、『MAD MEN マッドメン』で大人の俳優陣が楽しんで演じていたことが理解できたわ。わたしが『MAD MEN マッドメン』に出演していた当時はまだ6歳で、同年代の子は誰もあの番組を観ていなかったけれど、今は19歳になって、わたしの友人ほぼ全員がこの新番組に興奮してくれているわ。自分と同じ世代の人たちと、この番組を共有できるのは、とても誇らしいことだわ」と語った。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)