女優の北川景子が2日、都内で行われた映画『スマホを落としただけなのに』初日舞台あいさつに登壇し、自身のクールなイメージに疑問を呈した。この日は、千葉雄大、成田凌、田中圭、中田秀夫監督も来場した。

 作品タイトルの「~しただけなのに」にちなみ、北川は「みんなが勝手に言ってるだけなのに」というエピソードを紹介。今回、プロモーションでさまざまな番組に出演した北川は、「ミラクルひかるさんのものまねに笑うと『意外』と言われたり、宝塚(歌劇)のダンスをする番組では『意外と乙女』とか言われたりして。わたしも笑うし、乙女な部分も一応あるんじゃないかなと思っている」と吐露した。

 また、「クール」と言われることに「なんでかな?」と疑問を呈すると、「自分では『クールです』と言っていないのに、オンエアを見ると『クールな北川の意外な素顔』とかテロップで出ていることが多くて……。この15年くらいずっと言われている」と話し、「みんなが勝手に言ってるだけだよ」と可愛く呼び掛けた。

 さらに、「顔立ちはクールと思われるかもしれないけど内面は熱い人間」と自己分析した北川。「関西人なので笑いにこだわっていて厳しいです。自分も時々は笑いを取りたいと思うし、テレビに出るからには、どこかに爪跡を残したい」と熱い思いを明かして、共演者を感心させた。

 その心構えで約1か月半のプロモーション活動を頑張ってきた北川に、キャスト・監督がバラの花を一輪ずつプレゼント。千葉はひざまずくと、「北川さんほどこのバラが似合う女性はいないと思います。スマホを落とさない北川さんですが、僕のハートはしっかり落としてくれました」と告白。

 続く成田は、「景子。景子には出会ってから数か月……今の今まで、主演というものを教えてもらった気がしますよ」と静かに語りかけるが、「ちょっと失敗した気がする……」と自滅。田中は、北川にいろいろな場面でフォローしてもらったことに感謝すると、壁ドンしながら「マリアナ海溝より深いお前の懐に俺は落ちたよ」とセリフを決めた。そんな一堂に北川は、「泣きそうかなと思ったんですけど泣かなかったです。楽しかった! うれしかったです」と満面の笑みで喜んでいた。

 志駕晃の同名小説を実写映画化した本作は、恋人(田中)がスマホを落としたことから、派遣社員・麻美(北川)が不可解な出来事に巻き込まれ、やがて命を狙われるさまを描いたSNSミステリー。(取材:錦怜那)