10月24日〜11月4日にかけて、大阪・梅田芸術劇場で行われたばかりの「関ジュ」こと関西ジャニーズJr.のコンサート、「Fall in LOVE ~秋に関ジュに恋しちゃいなよ~」。関ジャニ∞の横山裕と大倉忠義が演出に関わったことや、約4年ぶりの新ユニット「なにわ男子」のお披露目でも話題になりました。

今回は20公演・計3万8,000席に対し、約70万件の申し込みがあり、その人気ぶりも注目されています。関西ジャニーズJr.出身といえば、最近では関ジャニ∞、ジャニーズWESTを思い浮かべる人も少なくないと思いますが、意外な人も関西ジャニーズJr.出身だったりします。

関西ジャニーズJr.で腕を磨いた平野と永瀬

5月にリリースしたデビュー曲が大ヒット、またたく間に人気アイドルの仲間入りを果たしたKing & Prince。メンバーの平野紫耀と永瀬廉は、共に関西ジャニーズJr.出身です。

平野はデビュー直前に、永瀬と、東京のJr.だった高橋海人とともにMr.KINGとして活動していましたが、その前に関西ジャニーズJr.で「Kin Kan」という3人組のユニットを組んでいました。

しかし、平野は名古屋出身。かつては「名古屋ジャニーズJr.」もありましたが、平野が入所するときにはすでに無くなっていたため、東京と関西、どちらに所属するかを選択しなければならず、「ステージに出る前にダンススキルを向上させたい」という理由から関西ジャニーズJr.を選んだそうです。

永瀬も関西ジャニーズJr.時代にユニットに入っていましたが、その一つ、「なにわ皇子」は、新ユニット「なにわ男子」に名を連ねている西畑大吾、大西流星とのトリオでした。なにわ皇子としては結成から間もなく、現在も続く番組「まいど!ジャーニィ~」(BSフジ)で初めてのテレビレギュラー出演を果たしたほか、舞台でも3人で活動していました。

関ジャニ∞から続く関西ならではの流れ

ジャニーズでは、KinKi Kidsの2人やTOKIOの城島茂、V6の岡田准一も関西出身ですが、彼らが活動を始めたころは関西ジャニーズJr.がなかったため、最初から東京のジャニーズJr.でした。そのため、関西から最初にCDデビューを果たしたのは関ジャニ∞です。

前述の通り、今でこそ人気の関西ジャニーズJr.ですが、関ジャニのJr.時代は地元・大阪でも1,000人の客席を埋めるのに苦労する日々でした。そんな中、コンサートに歌やダンスだけでなく、バンド演奏やコント、漫才なども取り入れて、お客さんを喜ばせようと一生懸命やった結果、それが人気につながり、東京でもコンサートを開催できることに。そしてそのころ身に付けたことは、すべて今の関ジャニの活躍につながっています。

後輩のジャニーズWEST、関西ジャニーズJr.も流れを受け継ぎ、ジャニーズのカッコよさだけでなく、笑いも取り入れ、そのギャップも魅力にしながらファンを増やしています。

後輩の活躍を手助けし、自分たちの刺激に

今回、「Fall in LOVE~秋に関ジュに恋しちゃいなよ~」に携わった関ジャニの大倉は10月25日放送の「ビビット」(TBS系)で「関西ジャニーズJr.は自分たちと似ているので、教えてあげられるところが多いんじゃないかと感じた」とコメント。さらに、「(関ジャニでの)経験を伝えて自分たちで歩けるようになってほしい」と話しています。

また、横山も「(関西ジャニーズJr.が)東京でコンサートをするという夢をかなえてあげたい」と後輩への思いを語りました。

関西ジャニーズJr.は来年1月3日・4日に大阪城ホールでコンサートを行うことが決まっています。後輩の活躍を目にすることは、彼らの先を行く関ジャニ∞、ジャニーズWESTなど関西勢のジャニーズにもいい刺激になるはず。先輩やファンをドキドキさせるような新しい風を西から吹き込んでほしいものです。

(文/北舘和子)