先週末(11月23日~11月25日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ディズニーのアニメーション映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』が興行収入5,623万7,634ドル(約62億円)で初登場1位に輝いた。前作『シュガー・ラッシュ』のオープニング興収4,903万8,712ドル(約54億円)を超える好スタートとなった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

 先週はアメリカでは感謝祭の祝日があったため、『シュガー・ラッシュ:オンライン』をはじめとした大きな新作は通常より一足早い水曜(11月21日)から公開された。同作は11月21日~11月25日の5日間で興収8,475万405ドル(約93億円)を稼ぎ出す大ヒットとなっており、感謝祭の週末の歴代オープニング興収ランキング(5日間分)では2013年公開の『アナと雪の女王』に次ぎ2位となった。ちなみに同ランキングの3位は『モアナと伝説の海』(2016)、4位は『トイ・ストーリー2』、5位は『リメンバー・ミー』(2017)で、ディズニー/ピクサー作品が上位を独占している。

 アーケードゲームの世界の住人ヴァネロペ&ラルフの友情をつづった『シュガー・ラッシュ』の続編となる本作が描いたのは、初めてインターネットの世界に飛び込んだ二人の姿だ。批評家の反応も上々で、インターネットの世界でシンデレラ、ラプンツェル、アリエルら14名のディズニープリンセスが豪華共演を果たしたことも話題になっている。

 このほかの初登場組では、マイケル・B・ジョーダンが主演を務めたボクシング映画の続編『クリード 炎の宿敵』も、前作を上回る興収3,557万4,710ドル(約39億円)を上げるヒットで2位に。一方、タロン・エガートン主演のアクションアドベンチャー『ロビン・フッド(原題) / Robin Hood』はかなり苦戦しており、興収919万5,670ドル(約10億円)で7位デビューだった。

 また、トロント国際映画祭で観客賞に輝き、賞レースでの活躍が期待される『グリーン・ブック(原題)』が拡大公開となり、22位から9位にジャンプアップ。1館当たりの興収ランキングでは、オリヴィア・コールマン、レイチェル・ワイズ、エマ・ストーン共演の宮廷ドラマ『女王陛下のお気に入り』が1館当たり10万5,603ドル(約1,162万円)を上げる大ヒットとなっている。同作もベネチア国際映画祭で審査員大賞&最優秀女優賞(オリヴィア)の2冠に輝くなど、賞レースで存在感を発揮している。

 今週末は、R指定ホラー『ザ・ポゼッション・オブ・ハンナ・グレース(原題) / The Possession of Hannah Grace』などが公開される。(編集部・市川遥)

11月23日~11月25日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『シュガー・ラッシュ:オンライン』
2(初)『クリード 炎の宿敵』
3(2)『グリンチ』
4(1)『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
5(3)『ボヘミアン・ラプソディ』
6(4)『インスタント・ファミリー(原題) / Instant Family』
7(初)『ロビン・フッド(原題) / Robin Hood』
8(5)『妻たちの落とし前』
9(22)『グリーン・ブック(原題)』
10(7)『アリー/スター誕生』