俳優の大泉洋と高畑充希が17日、東京都内の神田明神で行われた映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(12月28日公開)のヒット祈願イベントに出席。今年一年の感想を問われると揃って「よく働いた」と笑顔を見せ、それぞれ漢字一字で大泉が「鹿」、高畑が「再」と今年一年を表現した。

 筋ジストロフィーという難病を患いながらも、自由に、時にワガママに生きた鹿野靖明と、真っ直ぐな生き方の彼に出会って変わっていく人々の人生を描いた本作。大泉は同じ北海道出身の実在の人物・鹿野を熱演した。この日は勝負の神様・神田明神で祈願を行い、作品の内容にちなんで参拝客にバナナを配るパフォーマンスも行った。

 境内では今年一年の漢字を書いた2人。「再」と書いた高畑は「今年は再会が多かったので」と今作の前田哲監督とも2007年の映画(『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ』)に続く再会だったと説明。大泉は「鹿」と書き「演じた鹿野さんから。こんなにも役に入ったことはない。あと今年はやたら鹿を食べました。北海道はエゾジカが有名。鹿野さんを演じながら鹿を食べるという一年でした」と語った。

 また、高畑は先日27歳の誕生日を迎え、大泉らにお祝いしてもらったことも報告し、「めちゃくちゃすごいケーキをいただきまして」と笑顔を見せた。大泉はそんな高畑に「27っていったら自分も一番とがっていた頃。バイクを乗り回していて……。バイク乗る時はウィリーに注意してね。それと、人はあんまり信用しないほうがいいです」とアドバイスした。

 女優としての高畑について大泉は「とにかく嘘のないお芝居をするところが素晴らしい。女優なので演じようとすればいくらでも演じられるんでしょうけど、納得しないお芝居はしない。だからこそ訴えるものがあるんでしょうね」と称賛。高畑は大泉の魅力について問われ「可愛いところです」とコメント。劇中のメガネの表情がお笑い芸人のひょっこりはんに似ていることが話題に上がると「ひょっこりはんを超える可愛さです。映画の中でもすごく可愛くて」と持ち上げ、これに大泉は大照れ。「可愛さだけは負けないようにいつも意識していますから」と話して会場を笑わせていた。(取材・文:名鹿祥史)