2018年は「モンスターハンター」「ロックマン」などの人気ゲームが、続々と実写映画化されるというニュースが話題になりました。来年は『名探偵ピカチュウ』や『ソニック・ザ・ムービー』が公開予定のほか、他にも製作中の新作や新たに企画が浮上した作品など、映画・ゲームファンの嬉しい悲鳴が続いています。今回は、公開を控えている作品や、現在企画が進行しているゲーム実写化作品をおさらいします!

『名探偵ピカチュウ』(2019年5月全国公開)

おっさんピカチュウも可愛い! -(c) 2018 Legendary and Warner Bros. Entertainment, Inc. All Rights Reserved.(c) 2018 Pokemon

 国民的人気を誇るゲーム「ポケットモンスター」を初めて実写化した作品。ニンテンドー3DS用ゲームソフト「名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~」をベースに、主人公ティムと名探偵ピカチュウがタッグを組み、事件に巻き込まれたティムの父親を捜すという物語。可愛い外見をして、中身はおっさんなピカチュウの声を担当するのは、型破りなマーベルヒーロー・デッドプール役でお馴染みのライアン・レイノルズ。リザードン、バリヤード、ゲッコウガといったゲームシリーズで人気のポケモンはもちろん、ライアンが声を吹き込んだピカチュウの活躍に期待大です!

『ソニック・ザ・ムービー』(2019年11月全米公開予定)

『ソニック・ザ・ムービー』ティザービジュアル -(C)2018 Paramount Pictures Corporation and Sega of America, Inc. All Rights Reserved.

 セガの代表的キャラクターであるソニック・ザ・ヘッジホッグをCGと実写で長編映画化。『デッドプール』を監督したティム・ミラーが製作総指揮に名を連ねており、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などでBB-8の声を担当する俳優のベン・シュワルツがソニックの声優として参加しています。また、ソニックの宿敵Dr.エッグマン役は、なんと『マスク』でお馴染みのジム・キャリー! 超音速で駆け抜けるソニックがCGと実写でどのように描かれるのか、予告映像などの続報に期待しましょう。

『モンスターハンター』(2020年全国公開予定)

ミラ・ジョヴォヴィッチがモンスターと対峙!

 「一狩りいこうぜ!」というフレーズでもお馴染みの人気ゲーム「モンスターハンター」を、『バイオハザード』シリーズを手掛けたポール・W・S・アンダーソンの監督・脚本で実写映画化。主演に監督の妻であるミラ・ジョヴォヴィッチを迎え、異世界に飛ばされた主人公がモンスターの地球侵攻を防ぐために奮闘する姿を描きます。すでにSNSを通じて公開された写真で、ゲームに登場する武器が映画にも登場することが判明。さらに監督は、ゲームシリーズ初期の作品に登場する有名モンスターが映画にも出現すると、/Filmのインタビューで語っており、早くもゲームファンをワクワクさせる情報が飛び交っています!

『バイオハザード』リブート作品(全米公開日未定)

映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』より - Screen Gems / Photofest / ゲッティ イメージズ

 カプコンの人気ゲーム「バイオハザード」は、2002年から2016年にかけてすでに6本実写映画が製作されていますが、早くもリブート作品が進行中。全米で話題となったパニックホラー『海底47m』のヨハネス・ロバーツ監督が、キャストを一新して製作に臨みます。脚本を担当するグレッグ・ルッソは、リブート作品ではゲームシリーズ最新作「バイオハザード7 レジデント イービル」を参考にした古典的なホラー映画を目指したいと、Discussing Film のインタビューで語っており、ゲームの世界観を忠実に再現してくれそうな予感がします。

「メタルギア ソリッド」実写映画(全米公開日未定)

小島監督の傑作ゲームも実写映画化! -Vittorio Zunino Celotto / Getty Images

 世界的ゲームクリエイターである小島秀夫監督が手掛けた傑作アクションゲームも、ハリウッドで実写映画化が進行中。主人公スネークを操作し、敵に見つからないように行動するステルスアクションをどう表現するのか注目されています。映画は、『キングコング:髑髏島の巨神』のジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督がメガホンを取ることが決定しており、今年来日した際に開かれた小島監督とのイベントでは、「(『メタルギア ソリッド』のハリウッド版を)彼に託しても大丈夫だという確信を抱いた」と小島監督自ら絶賛の声を上げています。

「ザ・ウィッチャー(原題) / The Witcher」(2019年Netflixで配信予定)

ヘンリー・カヴィルがウィッチャーに! - James Devaney / Getty Images

 ビデオゲームも人気が高い、ポーランドの人気小説「魔法剣士ゲラルト」シリーズをNetflixが実写ドラマ化。多様な種族が暮らす架空の世界を舞台に、ウィッチャー(魔法退治の専門家)として生きる戦士ゲラルトの戦いを描くファンタジーで、主人公ゲラルト役には『マン・オブ・スティール』などでスーパーマンを演じるヘンリー・カヴィルが抜擢。Netflixはすでにヘンリーふんするゲラルトのビジュアルを公開しており、トレードマークとも言える白い長髪姿が実写でも再現されています。ドラマは全8話構成となる予定。小説・ゲームと共にドラマでのゲラルトの活躍に注目です。

「ロックマン」実写映画(全米公開日未定)

あの「ロックマン」も実写映画化! – (c)CAPCOM CO.,LTD. 2018 ALL RIGHTS RESERVED.

 1987年にファミリーコンピュータ向けに発売されたアクションゲーム「ロックマン」もハリウッドで実写映画が製作されます。カプコンが10月に公式発表した情報によると、映画のタイトルはロックマンの海外名称である『MEGA MAN(仮称)』。プロデューサーとして、ドラマ「HEROES/ヒーローズ」などで知られるマシ・オカも参加しているとのこと。ゲームは「ロックマンエグゼ」「流星のロックマン」と時代と共に進化しており、この度実写映画という新たな領域でロックマンの物語が描かれることになります。

 この他にも、「レインボーシックス」「コール オブ デューティ」といったシューティングゲームや、「アンチャーテッド」「ダンス・ダンス・レボリューション」「マインクラフト」などの人気作品もハリウッドで実写化が進められています。多くの人に愛されるゲームたちに新たな風を吹き込むことで、どのような化学変化が起こるのか。来年以降、これらの作品から目が離せません。

シネマトゥデイ編集部・倉本拓弥