今年35周年記念を迎え、活気にあふれる東京ディズニーリゾート。それに負けじと、さらなる盛り上がりを見せるのが本家ディズニー映画である。2019年に日本公開が予定されているのは、『メリー・ポピンズ リターンズ』『ダンボ』『アラジン』『ライオン・キング』『トイ・ストーリー4』など人気作の最新作や名作の実写化。他にも『アナと雪の女王』の最新作をはじめ『アルテミス・ファウル』『スターウォーズ/エピソード9』(※いずれも仮題)などが全米公開予定と、2019年はディズニーファンにとって嬉しい“映画大豊作”の年となる。

『メリー・ポピンズ リターンズ』は大人だって夢中になる!?

今年公開された『プーと大人になった僕』が、子どもだけでなく、同作とともに育った大人世代にも支持され、大ヒットを飛ばしたことは記憶に新しい。すべての大人の胸には、ノスタルジーに浸りたい思いと、新たな感動を求める気持ちがあるのだろうか。

『メリー・ポピンズ リターンズ』(2019年2月1日全国公開)もそんな大人たちの期待に応えてくれる作品である。『メリー・ポピンズ』(1964年)からつながる本作の舞台は、前作から20年後のロンドン。父となったバンクス家の長男・マイケルと一家がピンチに陥る中、かつてのメリー・ポピンズが再び舞い降りる。

メリー・ポピンズを演じるのは、『プラダを着た悪魔』(2006年)、『クワイエット・プレイス』(2018年)などに出演した女優、エミリー・ブラント。前作に引けを取らない美貌のメリー・ポピンズにお目にかかれそうだ。

『アラジン』『ダンボ』『ライオン・キング』装いも新たに実写化!

エミリー・ブラント同様、反響を呼んでいるキャストがもうひとり。『メン・イン・ブラック』シリーズ、『幸せのちから』(2006年)などで知られる大御所俳優、ウィル・スミスだ。

実写版『アラジン』(2019年5月24日全米公開)で、ランプの魔神ジーニー役を演じるウィル・スミスは、俳優に限らず、子どものころからラップミュージックに親しみ、グラミー賞最優秀パフォーマンス賞も受賞したエンターティナー。饒舌でハイテンションなジーニーはハマり役となる予感だ。

動物が主人公の作品も見逃せない。2019年3月29日に日本公開の実写版『ダンボ』は、『シザーハンズ』(1990年)、『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)などの人気作品でおなじみのティム・バートン監督によるオリジナルの脚本として生まれ変わる。特報映像で確認できるのは、つぶらな瞳のかわいい子象と、ティム・バートン監督らしい独特の世界観と映像美が際立つサーカスの様子だ。

2019年7月19日より全米公開される実写版『ライオン・キング』では、主人公のライオン、シンバの声を、『オデッセイ』(2015年)、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)などへの出演のほか、ミュージシャンとしての顔も持つドナルド・グローヴァーがつとめ、シンバの幼なじみ・ナラ役を“世界の歌姫”ビヨンセが演じる。「サークル・オブ・ライフ」「ハクナ・マタタ」などのさまざまな名曲で知られる同作だけに、劇中では抜群の歌唱力を誇る二人の歌声が聴けたりもするのだろうか。

『アナと雪の女王』『トイ・ストーリー』の新作も公開

名作ディズニー・アニメーションも最新作公開を控える。『アナと雪の女王』(2013年)から約6年を経てスクリーンに帰ってくるのが『フローズン2 (原題)』(2019年11月全米公開)だ。前作はいわずと知れた大ヒット作で、日本でも劇中曲「レット・イット・ゴー」の歌詞の一部「ありのままで」「レリゴー」が2014年新語・流行語大賞の候補にノミネートされるなど、社会的現象を巻き起こした。

これまでにも、アナザーストーリーの短編1作目『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』(2015年)、2作目『アナと雪の女王/家族の思い出』(2017年)が公開されたが、今作は満を持しての長編となる。圧倒的な映像美で映し出される氷の世界や、二人の可憐なクイーン&プリンセスがどのように描かれるのか注目だ。

そして、世界中に根強いファンを持つ『トイ・ストーリー』も、シリーズ最新作『トイ・ストーリー4』が2019年7月12月に日本公開。新しい仲間“フォーキー”を交えストーリーが展開する。前作『トイ・ストーリー3』(2010年)では、大学生になったアンディとウッディやバズたちの別れが感動的に描かれたが、今作は果たしてどんな内容なのか。回を重ねるごとに進化する映像技術はもちろん、前作を超える結末にも期待が寄せられる。

2019年は、さらに動画配信サービス「Disney+」が米国にて始動する。同サービスは、「ディズニー」「ピクサー」「マーベル」「スター・ウォーズ」シリーズなどのコンテンツを配信予定。いつでもディズニー映画が鑑賞できるようになるとは嬉しい限りだ。サービス提供地域は、現在米国のみが発表されているが、「Disney+」の予告サイトには日本語版が存在することから、提供元の米ウォルト・ディズニー・カンパニーが日本でもサービスを展開することが期待される。実現すれば、日本のディズニーファンにとって、2019年は“夢の年”となるだろう。

(文/ナカニシハナ)