欅坂46の平手友梨奈が「第31回日刊スポーツ映画大賞」で新人賞に選ばれ、28日に都内で行われた授賞式に出席した。授賞式で平手は、主演作『響-HIBIKI-』のメガホンを取った月川翔監督から賛辞を送られていた。

 突如として文壇に現れた15歳の天才女子高生小説家・鮎喰響が、さまざまな人たちに影響を与えるさまを描いた本作で、映画初出演にして初主演を務めた平手。同作での演技が評価されて受賞に至り、表彰状には「原作はあなたのために書かれたのでしょうか。二次元世界からそのまま飛び出してきたような演技にくぎ付けになりました。常に意表を突くあなたの個性は映画界にとっても貴重な宝です。次回作の期待もふくらむばかりです」と記された。

 前回受賞者の浜辺美波より表彰楯を、同作の月川監督より花束を笑顔で受け取った平手だが、マイクの前に立つと、戸惑いの表情を見せながら「まだ実感が全然ないですけど、すごく有り難いことだなぁと思っています。ありがとうございます」とコメント。また、「初めての映画が『響-HIBIKI-』でよかったと思いました」と打ち明け、自身とほぼ同じ年の主人公・響役について「響の行動の理由とかはすごくわかったので、すごくやりやすかったです」と振り返った。

 そんな平手について、月川監督は「演技って何ですか? という根本的な質問からはじまったけど、演技練習をしようとはならなくて、響というキャラクターがどういう人かをひたすらに話し合って、彼女が納得して現場に入ると、響そのものとして存在してくれた」と撮影を振り返り、「平手友梨奈がいなかったら、この映画はできなかったと思っています」と最大級の賛辞を送った。

 ところが、平手は「どうなんだろう。わたしはそうは思わないです」とまさかの否定で会場の笑いをさらった。しかし、映画作りへの興味は持ち合わせているようで、次回作のやる気を問われると、「自分がすごく好きで、この作品を届けたいと思ったらやりたいと思います」と語っていた。(取材:錦怜那)